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EXILE佐藤大樹のコロナ感染が、台湾のトップニュースになる「興味深い」理由

   EXILE・FANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹さんが2020年12月3日、新型コロナウイルスに感染していることが、現在台湾のトップニュースとなっている。

   その背景は同じくLDHに所属し、台湾出身の人気モデル、リン・チーリンさんの夫でもあるAKIRAさんだ。

  • 佐藤大樹さんは1週間前まで、その活動を報告していた(インスタグラムより)
    佐藤大樹さんは1週間前まで、その活動を報告していた(インスタグラムより)
  • 佐藤大樹さんは1週間前まで、その活動を報告していた(インスタグラムより)

AKIRAの活躍で台湾で認知度高く

   LDH JAPANは3日、「当社所属アーティストの新型コロナウイルス感染について」というタイトルで佐藤さんの新型コロナウイルス感染を報告。「11月30日、仕事で関わった方で発熱症状のある方が出たことが判明したとの連絡を受けました。この時点では発熱などの症状はありませんでしたが、大事をとってPCR検査を受けたところ、12月1日の夜に陽性が判明し、現在は保健所と専門家の皆様の指示に従い慎重に対応しております」「尚、濃厚接触者については、該当者がいないと保健所より通達を受けております」「また、佐藤大樹と仕事で一緒だった他のEXILEメンバーにつきましても、濃厚接触者に該当しておりませんが念のためにPCR検査を実施いたしましたところ、全員陰性という結果となりました」

といった丁寧な報告を行っていた。

   台湾の『Yahoo!奇摩』をはじめとする大手ニュースサイトは現在EXILE TRIBEがニューシングル「RED PHOENIX」のプロモーションをはじめたばかりだということを説明し、「国民の義兄・AKIRAも無事」といった見出しを次々と掲載。記事は瞬く間にランキング上位を独占するなど、関心の高さを伺わせている。

   前述の見出しに「国民の義兄」とあるのは、チーリンさんが「国民の姉」と呼ばれていることにちなんだ愛称だ。

地道な台湾での活動で好感度アップ

   AKIRAさんはチーリンさんとの結婚後、積極的に台湾での仕事をこなし、妻と共にボランティア活動にも勤しんでいた。新型コロナウイルスが蔓延する前はLDHのメンバーを引き連れて新年の番組に出演したことから、台湾での知名度はうなぎのぼりだ。結婚当初は「誰?」という冷たい声が多かったものの、今やすっかり「素敵なお兄さん」というポジションに収まっている。佐藤さんをはじめとするLDH関連のニュースに必ず「AKIRA」という文字が打ち出されるのも、妻の好感度に甘えず地道に活動を続けていた結果と言えるだろう。

   なお、台湾のファンからは、佐藤さんに対する心配の声があがったほか、「義兄さん、プロモーション中なのに大丈夫かな?」「日本は色々大変そうだけどなんとか踏ん張って欲しい」といった激励も多数見受けられた。