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「ネット流行語100」ゲストも豪華 辻野あかり役・梅澤めぐの一言にネットが歓喜した

   ピクシブ(東京都渋谷区)とドワンゴ(東京都中央区)は2020年12月15日、今年インターネット上で最も流行した単語を決定する共同企画「ネット流行語100」の表彰式を開催した。

   これはJ-CASTニュース既報の通り、「ピクシブ百科事典」と「ニコニコ大百科」の各単語ページにおける2020年のアクセス数をもとに、昨年から今年にかけてより伸びた上位100単語を表彰する企画だ。(「『ネット流行語100』表彰式でまさかの...! 司会・森遥香アナの『目が水柱』になった瞬間」、J-CASTニュース2020年12月16日配信)

   式には、特撮ドラマ「ウルトラマンZ」の田口清隆監督とウルトラマンゼット、ソーシャルゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズ」で「辻野あかり」役を務める声優・梅澤めぐさん、「とある科学の超電磁砲T」で食蜂操祈を演じた声優の浅倉杏美さんなど、豪華メンバーが招かれた。現場で取材したJ-CASTニュース記者がレポートする。

  • ソーシャルゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズ」で「辻野あかり」役を務める声優・梅澤めぐさん
    ソーシャルゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズ」で「辻野あかり」役を務める声優・梅澤めぐさん
  • ソーシャルゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズ」で「辻野あかり」役を務める声優・梅澤めぐさん
  • 集合写真(オフィシャルフォトより)
上段左から、ウルトラマンZ、田口清隆監督、小西克幸さん、森遥香さん、佐久間仁美さん、 栗田穣崇さん
下段左から、浅倉杏美さん、梅澤めぐさん、高橋祐馬さん
  • 「アイドルマスターシンデレラガールズ」で「辻野あかり」役を務める声優・梅澤めぐさん
  • 「とある科学の超電磁砲T」で食蜂操祈を演じた声優の浅倉杏美さん
  • 「とある科学の超電磁砲T」で食蜂操祈を演じた声優の浅倉杏美さん
  • 特撮ドラマ「ウルトラマンZ」、主人公のウルトラマンZ
  • 特撮ドラマ「ウルトラマンZ」の田口清隆監督
  • 特撮ドラマ「ウルトラマンZ」の田口清隆監督
  • 会場の様子

「みなさん、山形リンゴを食べるんご~!」

   第18位には、ゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズ」の人気キャラクターである「辻野あかり」がランクインした。辻野あかりは、山形県のりんご農家の娘で、そのPRに熱心という設定。演じる声優の梅澤めぐさんは、キャラクターを意識して、耳には赤いりんごのイヤリング、首元にはキラキラ輝くりんごのブローチを着用して表彰式に臨んだ。表彰式では、辻野あかりの代理人としてこう述べる。

「応援してくださってる皆さま、たくさんのプロデューサーさんのおかげで18位をいただけました。あかりちゃんに代わって、お礼を言わせてくだい。本当にありがとうございます。私も18位の結果に少しでもお力添えできていたらうれしいです」
演じる声優の梅澤めぐさんは、キャラクターを意識して、耳には赤いりんごのイヤリング、首元にはキラキラ輝くりんごのブローチを着用して表彰式に臨んだ。
演じる声優の梅澤めぐさんは、キャラクターを意識して、耳には赤いりんごのイヤリング、首元にはキラキラ輝くりんごのブローチを着用して表彰式に臨んだ。

   そして山形でのロケの思い出や来年のイベントへの抱負などを語り、締めには辻野あかりのセリフを披露した。

「『みなさん、山形リンゴを食べるんご~!』ありがとうございました!」

   このセリフはゲーム内でまだ音声が付与されていないとして、SNS上のファンからは「初の発音!」と歓喜の声があがった。

   なお、辻野あかりに関しては、このキャラクターをイメージしてファンがニコニコ動画に投稿した「たべるんごのうた」が7位・ニコニコ賞にも輝いている。

「『みなさん、山形リンゴを食べるんご~!』ありがとうございました!」
「『みなさん、山形リンゴを食べるんご~!』ありがとうございました!」

「アカデミー賞のようだ」と聞いていた

   第17位には「とある科学の超電磁砲」に登場するキャラクター「食蜂操祈」がランクインした。司会を務めたフリーアナウンサーの森遥香さんによれば「癖になる」喋り方をするキャラだという。そんな声を担当した声優の浅倉杏美さんは、満面の笑顔でこう述べる。

「大好きな『とある科学の超電磁砲T』の大好きな『食蜂操祈』という女の子をみなさんのおかげでたくさん話題にしていただき、本当に嬉しいです」
第17位には「とある科学の超電磁砲」に登場するキャラクター「食蜂操祈」がランクイン
第17位には「とある科学の超電磁砲」に登場するキャラクター「食蜂操祈」がランクイン

   さらに今回の表彰式は「アカデミー賞」のようだと聞いていたという。しかし実際は、アットホームな雰囲気で沢山笑うことが出来たと感謝を述べた。今回の表彰式は、感染症対策などの観点から一般来場者の募集を行っていなかった。そのため会場には、ゲストと運営スタッフ、そしてメディアからはJ-CASTニュースのみが来場していた。

   そして浅倉さんは、今年をこう振り返った。

「今年は、家でアニメを見たり、漫画を読んだり、ネットを楽しんだりすることが増えた1年でしたが、広いネットの世界で『食蜂操祈』が話題になること、とても素敵なことだなと思いました。これからも、作品・『食蜂操祈』ともどもよろしくお願いいたします」
「大好きな『とある科学の超電磁砲T』の大好きな『食蜂操祈』という女の子をみなさんのおかげでたくさん話題にしていただき、本当に嬉しいです」
「大好きな『とある科学の超電磁砲T』の大好きな『食蜂操祈』という女の子をみなさんのおかげでたくさん話題にしていただき、本当に嬉しいです」

「今年の雰囲気を吹き飛ばすような元気な作品に」

   第6位には、特撮ドラマ「ウルトラマンZ」がランクインした。授与のタイミングとなると、ステージの背後にあるトンネルから主人公・ウルトラマンZが登場し、黄色い歓声が上がった。ウルトラマンZは同作のシリーズ構成やメイン監督を務めた田口清隆さんと、ともにステージへ登壇した。

 
ウルトラマンZと田口清隆監督
ウルトラマンZと田口清隆監督

   表彰スピーチで、田口さんは同作をこう振り返る。

「2020年はオリンピックイヤーを意識した、元気いっぱいのウルトラマンにしようと作っておりましたが、今年の雰囲気を吹き飛ばすような元気な作品になったと思います」

   ウルトラマンZは、歴代のウルトラ戦士の力が宿ったメダルをスキャンして戦うなど、過去の作品へのリスペクトも感じられる作品だという。MCの小西さんは、大人から子供まで、一家全員で楽しめる作品だとコメントした。田口さんは受賞のトロフィーを受け取り、こう述べた。

「現在放送中の『ウルトラマンZ』は、今週最終回を迎えますが、ぜひ配信サイト等で第1話からご覧になってみていただけますと嬉しいです」
「現在放送中の『ウルトラマンZ』は、今週最終回を迎えますが、ぜひ配信サイト等で第1話からご覧になってみていただけますと嬉しいです」
「現在放送中の『ウルトラマンZ』は、今週最終回を迎えますが、ぜひ配信サイト等で第1話からご覧になってみていただけますと嬉しいです」

(J-CASTニュース編集部 瀧川響子)