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布袋寅泰が江頭2:50に送った手紙 「スリル」使用に「ハッキリ言って迷惑だった。しかし...」

   2020年1月28日、お笑い芸人の江頭2:50さんが自身のYouTubeチャンネル「エガちゃんねる」を更新し、ギタリストの布袋寅泰さんから直筆の手紙をもらったことを明かした。

   長年、テレビに登場する際に、布袋さんの「スリル」を使用していた江頭さん。本人からも度々苦言を呈されていたが......。

  • 布袋さんからの手紙を喜ぶ江頭2:50さん(画像はYouTubeのスクリーンショット)
    布袋さんからの手紙を喜ぶ江頭2:50さん(画像はYouTubeのスクリーンショット)
  • 布袋さんからの手紙を喜ぶ江頭2:50さん(画像はYouTubeのスクリーンショット)

布袋さんからの手紙には...

   江頭さんは1月13日のYouTube動画で「布袋よ、聞いてくれ!『スリル』」というタイトルの元、布袋さんにメッセージを送っていた。

   20年11月20日放送の情報番組「グッとラック!」(TBS系)で、布袋さんが「(江頭さんと)いつかまたお会いしたい」と述べていた。これを受け、ライブハウスを貸し切りにしてまで動画を作成した江頭さんは、

「『スリル』を江頭のテーマ曲として認めて欲しい。公認してほしい!」

と要望を伝えたのち楽曲を熱唱していたのである。この動画は21年1月29日夕現在、87万を超える再生を記録しており、ファンからも高い評価を受けていた。

   そして今回の動画では、布袋さんから届いたという直筆の手紙の内容を紹介した。手紙で布袋さんは「心のこもった手紙をありがとう」として、

「君の言う通り、君が『スリル』を登場曲として使い始めた頃、僕はとても複雑な気持ちだった」
「だってあの頃の君の存在は強烈すぎたよ。君が登場すると、誰もが悲鳴をあげて逃げ回るほど、ハッキリ言って迷惑だった」

など、自身の心境が達筆でつづっていたのだ。

   江頭さんは突然のサプライズに対し、顔を赤らめながら「本人からこの言葉が聞けるのは嬉しい」と感激する。

「公式に非公認。これほど名誉なことは無い」

   当の「曲使用を公認する」件について、布袋さんは「できない」とバッサリ。「この曲は僕にとっても、ファンの皆にとっても、大切な曲なんだ」という理由から断られる形となったが、布袋さんは

「しかし、今後、僕はこの曲で君が登場することを苦々しく思ったりはしない。むしろ誇らしく思うだろう。なぜなら君が誰かを笑顔にするための努力を惜しまない、心優しき素晴らしい男だと知っているからだ。これからは『スリル』を僕からのエールだと思って使ってほしい」

と温かい言葉を投げかけていた。

   「登場時の楽曲」については非公式確定となってしまったが、今後も使用は可能な上に再会を約束された江頭さんは、感極まって「うおーー!!」と絶叫。自身の動画をあの布袋さんがちょくちょくチェックしている事実に「鳥肌たった」と興奮する様子を見せている。

   その後もライブビューイングに行くと誓ったり、「布袋クイズ」に答えるなど嬉しそうな江頭さんに対し、コメント欄には

「公式に非公認。これほど名誉なことは無いと思います」
「手紙で涙腺ぶっ壊れた。本気の人と本気の人の気持ちが凄すぎて」
「こういう手書きの手紙のやりとりって素敵だよな」

など、こちらも感動の声が集まった。