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佐々木希に「演技、上手くなったなー」 絶賛&驚きの声相次ぐ

   女優の佐々木希さん(33)がゲスト出演した2021年2月11日放送の「にじいろカルテ」(テレビ朝日系)の第4回が視聴者の間で話題だ。

   同ドラマは脚本家の岡田惠和さんが手がけるオリジナル作品。佐々木さんが演じたのは同作に出演する井浦新さん演じる外科医の浅黄朔の妻・沙織だったが、その佐々木さんに対して視聴者から「演技上手くなったなー」といった声が続々と上がっているのだ。

  • 佐々木希さん(2015年撮影)
    佐々木希さん(2015年撮影)
  • 佐々木希さん(2015年撮影)

「最高じゃん! 楽しいじゃん! これ、ぜーんぶ私たちの畑だよ!」

   作中に佐々木さんは2箇所にわたって登場。1箇所目はドラマ冒頭で、田舎暮らしに憧れてドラマの舞台「虹の村」にやってきたとされる朔が収穫物のナスを手にすると、画面は朔の記憶の中の映像に転換。そこに出て来たのは朔の妻・沙織で、その手には、やはり収穫物のナスが握られていた。

   沙織は朔に「ほら! こんなに採れたんだよ!」と笑顔でアピールするも、朔は「(畑に4カ月以上通って)これだけ?」と、どこか茶化し気味に返事。すると、沙織はムッとした表情を見せるも、「最高じゃん! 楽しいじゃん! これ、ぜーんぶ私たちの畑だよ!」と笑顔を取り戻したのだった。

「佐々木希、演技がほんとにうまくなったなあ」

   回想シーンは続き、収穫物のナスで作ったピザを2人で食べるシーンが終わると、場面は爆破事件があったショッピングセンターで救助活動をする朔のシーンに。そこには他の負傷者に交じって沙織の姿もあり、朔によってトリアージを受けたが、その後、朔がその場を離れている間に沙織は意識を失ってしまった。

   そして、番組後半。再び始まった回想シーンでは、すでに息がなくなった沙織に対し、無我夢中になって心肺蘇生を試みる朔の姿が。これらのシーンで、朔が自らのトリアージの判断の誤りで妻を亡くしていたことが明かされたのだったが、これらのシーンを見た視聴者からは、「佐々木希、演技がほんとにうまくなったなあ」といった絶賛がツイッター上に続々。他にも、「井浦新の妻役の佐々木希、メッチャ演技上手くなってて驚いたし、もう序盤から泣きそうだった」といった声も上がるなど、その上達ぶりに驚く声は多い。

かつての「演技が下手な女優」の評価を覆した佐々木さん

   これら、佐々木さんの演技に驚く声が上がった「にじいろカルテ」だが、作中では確かに佐々木さんは、都会での生活に染まり切らずに農作業を楽しむ骨太な女性を演じることが出来ていた。セピア色の画面に助けられたという点はあるかもしれないが、それを差し引いてもこれらの評価は正しいと言えるのではないだろうか。

   というのも、佐々木さんといえば、以前はともすれば「役に演技が追い付いていない」といった指摘がしばしば視聴者から上がってしまっていたからだ。中でも、14年に「gooランキング」で実施された「あれ!?演技下手なんじゃ...?と思う女優ランキング」では、まさかの1位に選ばれてしまったという過去もあり、ドラマに出演するたびに演技力を難じるアンチの声が上がるなどしていたからだ。

   しかし、今回の出演に際しては、他にも、

「佐々木希の演技がマシになってる。。。前は観てられなかったけど。。」
「『写真でも棒』とすら言われた人とは思えない。すごいなあ。がんばれがんばれ」
「すっげカワイイ佐々木希でも演技は大根だった記憶があったんだけど、さっき久しぶりにドラマ出てるの観たら、そんなにひどくなかった」

といった声が続々と上がっており、やはり、改善したとの声は多い。ということは、佐々木さんは今回の出演で女優として大いに飛躍する可能性を示したと言えるのではないだろうか。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)