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藤浪晋太郎「なんJ」ガチ勢だった 猛虎弁、男村田スレ...豊富すぎる知識に驚き

   プロ野球・阪神タイガースの藤浪晋太郎投手が2021年2月14日、インスタグラムのストーリーズ機能でユーザーからの質問に答えた。

   「なんJ」と呼ばれるインターネット掲示板を見ているのではないかと問われると、「藤浪はなんj民ではありません」と否定。しかし、その後のやりとりで「なんJ」にまつわる豊富な知識が飛び出したため、ネット上では「やっぱりなんJ民じゃないか」との声も上がっている。

  • 藤浪晋太郎投手(2017年、アフロスポーツ)
    藤浪晋太郎投手(2017年、アフロスポーツ)
  • 藤浪晋太郎投手(2017年、アフロスポーツ)
  • 自身の「なんJ民説」を否定した藤浪投手(本人のインスタグラムより)

嫌いなOB「いっぱいおるやで」

   藤浪投手は14日夜に「せっかくのバレンタインデー兼休み前なので、藤浪に聞いてみたい事」と題してユーザーから質問を募集。「極力エッジの効いた質問も答えたい」と意欲的な姿勢を示した。

   するとその言葉通り、藤浪投手はあらゆる角度からの質問に答え始める。仕事で辛く、エールが欲しいというユーザーには「僕も毎日練習しんどいです...笑 でも、あぁまた仕事か...しんどいなと思うか自分の仕事が誰かの役に立ってるかも?とか、どう捉えるかは自分次第です!」と回答。翌日に面接があるというユーザーには「難しく考えずに、自己表現とか自分という人物がどういう人物なのかをアピールすることが大事かと」とアドバイスを送った。

   一方で、「髪の増やし方」を聞かれ「つAGA」、「競馬の勝ち方」を聞かれ「んなモンわかったら毎週一億円ぶっこんどるわ」と返すなど、軟派な質問にもしっかりと対応。嫌いなOBがいるかという質問には「いっぱいおるやで」とした。

   そんな中、あるユーザーから「なんJ見てますか?」との質問が飛んだ。「なんJ」とは「5ちゃんねる」の中にある「板」で、正式名称は「なんでも実況(ジュピター)」。芸能やスポーツ、日常の話題など、様々なテーマで日夜議論が交わされている。とりわけ、野球への興味が強いユーザーが多いとされ、「なんJ語」と呼ばれる独特なネット用語も多く誕生している。

   藤浪投手は「これね笑 この場で言わせていただきますが、藤浪はなんj民ではありません笑」と、なんJ利用者であることを否定。「まとめ民?ですかね? グノシーの『まとめ』に出てくるのを読む程度です笑」と説明した。

「一気に距離が縮まった」

   一方で、「なんj語はそれなりに使えるやで」と、自身の「語学力」は「それなり」のものだと説明。藤浪投手はここで語尾に「〜やで」とつけて話しているが、これもなんJ発祥とされるエセ関西弁(猛虎弁)の一つだ。

   その後も、「なんJ」に関する質問は飛び、「好きななんj」のキャラを聞かれ「ポジハメ君なんだ(*^○^*)」(注:ポジティブな横浜DeNAファンを意味するとされる。笑顔の顔文字が特徴)と回答。好きな「なんjの定期スレ」を聞かれると、「草 お嬢様部?と男村田スレ」(注:「お嬢様部」は語尾に「わよ」などをつけ、お嬢様口調で会話するスレッド。「男村田スレ」は村田修一現巨人コーチが「男らしい行動」をとるというネタスレッド)と答えた。

   「なんJ民」ではないとしつつも、豊富な「なんJ知識」を披露した藤浪投手。ネット上では「一気に距離が縮まった」「晋ちゃん楽しそうで何より」「やっぱりなんJ民じゃないか」などの声が聞かれている。

   藤浪投手は日付が15日に変わった後もユーザーからの質問に返し続け、最終的には90問近くの質問に答えた。