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ディズニーランドのチケット予約できず涙→「キャストの協力」で入場 TikTok投稿が物議...運営会社に話を聞いた

   チケットを予約できていなかったが、キャストの協力でディズニーランドに入場できた――。

   1都3県への緊急事態宣言によって、現在入場制限が敷かれている東京ディズニーランド(TDL)。チケットの「争奪戦」が続く中、あるTikTokユーザーの動画がディズニーファンの間で物議を醸している。対応した運営会社・オリエンタルランド(千葉県浦安市)に話を聞いた。

  • 東京ディズニーランド(2017年4月撮影)
    東京ディズニーランド(2017年4月撮影)
  • 東京ディズニーランド(2017年4月撮影)

投稿者は「不快にさせる内容だった」とお詫び

   動画はある女性TikTokユーザーが2021年3月に投稿した。内容は、TDLへの入場チケットの予約が出来ていなかったとして涙するも、「キャストの方々の協力」で園内に入場。一転して、その喜びを笑顔で伝えた、というものだ。3月15日18時現在、この投稿は削除されている。

   TDLでは緊急事態宣言発出後の21年1月12日以降、1日あたりの入場者数を5000人以下に抑える制限策を実施。チケットは「争奪戦」の様相を呈している。そうした中で前述の動画がツイッター上で拡散され、ディズニーファンからは「パーク前で泣いたら入れるの?」「ディズニー側の対応どうなんですか?」と疑問の声が相次いだ。

   こうした声を受けてか、動画を投稿したTikTokユーザーは3月13日に「不快にさせる内容だった」としてTikTok上で謝罪。TDLのキャストに対しても「ご迷惑をおかけしました」と、お詫びした。当日の経緯については、以下のように説明している。

「私のミスで事前のチケット予約が出来ておらず諦めて駅へ向かっていたところ、キャストの方のご配慮でもう一度購入して頂ければ入場可能ですよ。とお声がけ頂き再度購入し入園をさせて頂きました」

   J-CASTニュースが3月15日、TDLを運営するオリエンタルランドの広報担当者に取材すると、TDLのキャストがチケットを購入可能だと案内したことについては「社として把握している」と回答。ただ、キャストがこうした案内をした理由などについては「ゲスト個人に関することはお答えできない」「イレギュラー対応の有無、詳細はお答えできない」と明言を避けた。