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「涙が出そうでした」「届いています」 異動のNHK武田真一アナ、クロ現別れのメッセージに反響

   2021年4月にNHK大阪放送局へ異動となる武田真一アナウンサーが、報道番組「クローズアップ現代+」のツイッターで直筆のメッセージを公開した。ネット上では、さまざまなニュースに真摯に向き合ってきた武田アナの心のこもったメッセージに感動したとの声があがっている。

  • 2016年の紅白歌合戦では司会をつとめた武田真一アナ
    2016年の紅白歌合戦では司会をつとめた武田真一アナ
  • 2016年の紅白歌合戦では司会をつとめた武田真一アナ
  • NHK「クローズアップ現代+」公式(@@nhk_kurogen)ツイッターの投稿より(一部編集)

「記憶だけでなく心に届いています」

   武田アナは、「クローズアップ現代+」で2017年から4年間司会を務めた。同番組ツイッターの3月18日の投稿には、「皆さまへ感謝をこめて... 武田キャスター直筆のメッセージです」の文章とともに、青いインクで書かれた武田アナの手紙の画像が添付されている。

   「皆様へ キャスターやスタッフが変わっても、この番組がずっと大切にしてきたことがあります。それは、誰も見たことのない現場にカメラを入れる。寄る辺のない人々の声を届ける。権力に対してそのあり方を問う。そして、多様な生き方が尊重される持続可能な社会を実現するためにいま語り合わなければならないことを示す」として、番組の確固たる信念を明かした。

   そして、「私はきょうで離れますが、この精神は、これからも続きます。新たなクロ現プラスを引き続きよろしくお願いします。4年間、本当にありがとうございました」と結んでいる。

   また、18日に放送された最後の出演では、「後は若いキャスターに引き継ぎたいと思います。クローズアップ現代+はこれからもひるまず伝え続けていきます」と語っていた。

   武田アナからのメッセージを読んだ視聴者からは、真摯に報道に向き合ってきた武田アナにエールが送られている(以下すべて原文ママ)。

「移動されても武田キャスターのニュースに対する真摯さや誠実さ そして『怯まず』の精神をこれからも大切に、社会の矛盾と真実を伝えていってください」
「その精神をこれからも引き継いで頂きたいです。動画同様、文章にも心が動かされ、涙が出そうでした。」
「みんな、見ています。届いています。きん5時も楽しみにしています~」
「お疲れ様でした。生放送、リアルタイムで、"今"を考える大好きな番組。今日の最後の一言に、うるっとしてきてしまいました。これからも武田アナウンサーのご活躍を応援しています」