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堀ちえみを苦しめた「酷い書き込み」の中身 「汚い言葉で罵って、人権を無視するような...」

   タレントの堀ちえみさん2021年6月21日、ブログのコメント欄を閉鎖しない意思を明かした。

   この日、堀さんのブログに159回にわたって中傷コメントを書き込んだとして、奈良市の無職女性が東京都迷惑防止条例違反の疑いで警視庁に書類送検されていた。各紙が報じている。

  • 堀ちえみさんのブログより
    堀ちえみさんのブログより
  • 堀ちえみさんのブログより
  • 口腔がんの手術後に投稿された家族写真(堀さんの21年5月22日のブログより)

「SNSを通して勇気も、たくさんもらえました」

   堀さんは21日、「今回の誹謗中傷コメントの一件について」と題してブログを更新。もともと自身はエゴサーチもしたことなく、舌がんの手術以降はネットニュースも見ていなかったというが、

「家族の様子から、かなりの誹謗中傷を浴びているのだなと、予測はしておりました」

と明かす。

   このように、ネット上でのネガティブな反応は予想していたという堀さん。だがその後、誹謗中傷はエスカレートしていったという。

   堀さんの仕事関係者などに直接連絡をしたり、ブログのコメント欄に書き込んだりなど、本人の目に留まるような方法で誹謗中傷を寄せる人が出ていた、というのだ。中傷の内容についても、

「汚い言葉で罵って、人権を無視するような言葉、生きていることが間違いであるかのような、酷い書き込み」

が出ていたと、伝えている。

「SNSを通して勇気も、たくさんもらえました」

   こうした状況に堀さんは、「あまりに辛辣な言葉に、私の周りまでにも、哀しい思いや嫌な気持ちに、させてしまっている」とポツリ。そのうえで、19年に口腔がんと診断され、舌の半分以上を切除するなどの闘病を乗り越えてきたことを引き合いに、

「そのうちに私自身が、『あの時に病を乗り越えたことは間違いだったのではではないか』という錯覚に、何度も何度も陥ってしまった」

とも投稿。このようにネガティブな感情に陥ったものの、一方では、

「そんな私の気持ちを救ってくれたのが、このブログであり、皆様からの温かいメッセージ」
「SNSを通して勇気も、たくさんもらえました」

とファンからの声に支えられたとのこと。堀さんは、

「なので今もコメント欄は、閉鎖するつもりはありません」

と宣言し、最後には、

「SNSを発信している立場の人間でも、プライバシーはありますし、何をされても、我慢しなければならないというのは、違うと思います」
「心ない誹謗中傷を受ける人が、これ以上出ませんよう」

と訴えていた。

   このブログのコメント欄には、「ちえみさんの前向きで明るいブログこれからもずっと応援してます」「負けないで下さい!これからも応援します」など、励ましの声がが集まっていた。