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大物ユーチューバー集団の「大規模宴会」騒動  非難轟々も「胸を張って批判できる人は少ない」...同業者は問いかける

   文春オンラインが2021年6月24日に報じた人気YouTuber31人による宴会問題をめぐり、同じくYouTuberのシバターさんが動画を投稿。「擁護するつもりはない」としつつ、「堂々と彼らのことを批判できる人って少ないよね」と持論を展開した。

  • 水溜まりボンドさん(オールナイトニッポン公式サイトより)
    水溜まりボンドさん(オールナイトニッポン公式サイトより)
  • 水溜まりボンドさん(オールナイトニッポン公式サイトより)

「胸を張って彼らのことを批判できる人って少ないよね、っていう風に思った」

   文春オンラインによれば、宴会は6月18日、YouTuberのあやなんさん(28)の誕生日を祝うために開かれ、参加者は深夜までカラオケや飲酒を楽しんでいたという。"YouTube界のNHK"といわれるほどクリーンな印象が強く、東京2020オリンピックのコカ・コーラアンバサダーを務める「水溜まりボンド」のトミーさん(27)も出席していた。

   参加したメンバーが多く所属する事務所「UUUM(ウーム)」は24日、謝罪文を発表し、「厳重注意を行いました」と報告した。同社は東証マザーズ上場企業で、新型コロナ対策関連で政府の専門家会議メンバーや東京都の情報発信に協力している。

   シバターさんは25日に動画で「俺がこの件についてまず思ったのが、やっぱ去年の第一回目の緊急事態宣言と、今の緊急事態宣言ってちょっと性質が違くて。(緊急事態だ)とはいえ、もうみんな自粛というものに慣れちゃったし、疲れちゃったし、ある程度の情報とかも出回ってきて、まあいけるっしょ、大丈夫っしょ、とかって感じで緩くなってるね、若い子たちは」と持論を述べた。

   「俺はこいつらのことを擁護するつもりはない」としつつ、「怒る人たちが大多数だとは思うんだが、怒ってるみなさまは緊急事態宣言が出てから1年、2年くらい、1回もご友人と会食、行ってませんか」「胸を張って堂々と彼らのことを批判できる人って少ないよね」と問いかけた。

   YouTuberは有名人であり、慎重な行動をとるべきであるという意見に対して理解を示しつつも、長引く緊急事態宣言の限界についても触れた。

「長くなりすぎた、コロナの期間が。限界が来てると思うんだよね、我々国民の我慢の限界...(中略)...国民に何かを求めるっていうのは限界がきてるよな」

「あやなんは親としての自覚というか意識があまりにも低いよな」

   終始穏やかな口調だったシバターさんだが、パーティーの主役であったあやなんさんには憤った様子を見せた。

「あやなんちゃんにだけバシッと言いたい。0歳の子供いるでしょ。僕も子供います。子供いるからこそ(わかる)。うちの嫁ちゃんは、うちの娘が0歳児だったころ、もっともっと意識高かったし厳しかった」

と、自身の家庭の子育て経験を語った上で、

「あやなんは0歳の子供がいるのに、みずから主役のその会に行くわけでしょ。......よく分からない別居生活しているのも含めて、あやなんは親としての自覚というか意識があまりにも低いよな、とは思った。それはもう、若いからしょうがない、緩くなっちゃう、とは別のベクトルの話」

と続けた。