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大谷翔平、球宴でも実践した「ゴミ拾い」 「全ての野球人へのお手本」ファン感動

   米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は2021年7月14日(日本時間)、オールスター戦に史上初の二刀流で出場し、打者としては2打数無安打、投手としては1回を三者凡退に抑えた。

   試合前には習慣となっている「ゴミ拾い」をする場面もあり、野球ファンから賞賛が寄せられている。

  • 大谷翔平(2017年撮影)
    大谷翔平(2017年撮影)
  • 大谷翔平(2017年撮影)

忠実に守る「81の約束」

   試合以外でも見せ場を作った――。大谷はブルペンでの投球練習を終えてベンチに向かう際、グラブを外して屈むシーンがあった。グラウンドにゴミが落ちていたようで、自然な動作でそれを拾うと、尻ポケットに"回収"した。

   NHKの中継でこの模様が映されると、SNSでは「全ての野球人へのお手本」「すごい人間力」と称える書き込みが相次いだ。

   オールスターの大舞台でも、ゴミ拾いという"ルーティーン"を実践した形だった。大谷は高校一年時、目標達成シート(マンダラチャート)に「ゴミ拾い」を掲げていた。

   シートは81マスからなり、夢である「ドラ一 8球団」を叶えるため、「体づくり」「コントロール」「メンタル」など8つの必要項目を列挙している。その一つの「運」を味方にするために、あいさつなどとともに「ゴミ拾い」を意識すべき点に挙げていた。