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小島瑠璃子の破局発言に見る「不自然さ」とは テレビ出演時の「本心」を心理学者が分析

   タレントの小島瑠璃子さん(27)が破局について自らテレビ番組で語ったことがインターネット上で注目を集めた。

   小島さんといえば、2020年7月に「NEWSポストセブン」が漫画家の原泰久さん(46)との交際を報道。だが、その交際の開始時期についてははっきりしなかった。一方で原さんは20年3月に離婚していたことを同年9月に公表。一部ネットユーザーの間では、2人の交際開始が原さんの離婚よりも前なのか後なのかをめぐり、さまざまな憶測が上がるようになった。だが、小島さんは交際開始時期に表立って言及することなく破局を迎えたと、21年6月末に報じられた。

  • 小島瑠璃子さん(2017年撮影)
    小島瑠璃子さん(2017年撮影)
  • 小島瑠璃子さん(2017年撮影)

「よし! じゃあ、また新しいイイ出会い探そう!」

   そんな中、小島さんは7月6日放送のトーク番組「グータンヌーボ2」(関西テレビ)に出演。具体的な名前こそ出さなかったものの、「今、ホント、スッキリしてるかもしれないです」と自ら破局を公表した。

   さらに、「前の彼とお別れしたばっかりで、久しぶりにフリーなんで。よし! じゃあ、また新しいイイ出会い探そう! って」と、現在は前向きな心境であると説明した。ただ、交際時期など詳細については触れられなかった。

   交際をめぐって謎が残ったままながら、番組では快活な様子で語っていた小島さん。J-CASTニュース編集部は、経営コンサルタントで心理学博士の鈴木丈織氏に、小島さんの番組発言の分析を依頼し、その本心に迫ることにした。

「自分の気持ちに『かもしれないです』と言うのは不自然」

   鈴木氏は、小島さんが現在の心境について「今、ホント、スッキリしてるかもしれないです」と、断定調ではない説明の仕方をしている点が気になるとした。

「番組中、小島さんはトークに参加している残り2人に『スッキリしてる』と指摘された後で『スッキリしてるかもしれないです』と言っています。促される形になってはいますが、それでも、自分の気持ちに『かもしれないです』と言うのは主体性という観点からするとやはり不自然。それでもこの言い方を選んだところからして、やはり、『何らかのバツの悪さ』を感じており、それを隠そうとする意図が見え隠れします」

   ただ、小島さんはトーク中は実ににこやかな表情であり、別段、バツの悪さを感じているようには見えなかった。しかし、その表情は小島さんの本心を表わしていないと鈴木氏は推測した。

「微笑んでいるのは、『別れても余裕がある姿』を見せたいのです。また、『前の彼とお別れしたばっかりで、久しぶりにフリーなんで。よし! じゃあ、また新しいイイ出会い探そう! って』という発言からは、前向きな態度を前面に押し出すことで、『失恋しても芸能人としての自分はダメージを負っていない』とアピールしたいのではないでしょうか」

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)