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五輪の競泳会場でまさかの「編み物」 飛び込み金メダリストの「意外な趣味」に注目

   東京五輪・男子シンクロナイズドダイビング10m高飛込で、金メダルを獲得した英代表のトム・デイリー選手が、「編み物王子」としてSNS上で話題になっている。

   2021年8月1日には、競泳会場で編み物をしている様子が撮影され、何を作っているのかと大きな注目が集まっていた。

  • 英代表のトム・デイリー選手(写真:ロイター/アフロ)
    英代表のトム・デイリー選手(写真:ロイター/アフロ)
  • 英代表のトム・デイリー選手(写真:ロイター/アフロ)
  • 競泳会場で編み物をするデイリー選手(写真:PA Images/アフロ)
  • 犬のセーターが完成した

観客席で編み物をする姿が話題に

   デイリー選手がインスタグラムで伝えたところによれば、新型コロナウイルス感染症拡大に伴うロックダウンが始まったころから編み物やかぎ針編みに取り組むようになった。2020年9月には編み物作品を紹介するためのインスタグラムアカウントを開設し、自作のセーターやマフラー、ぬいぐるみなどを披露している。

   東京五輪で金メダルを獲得すると、日本とイギリスの国旗がデザインされた「メダル入れ」を自作。編み物を披露するアカウントで、「これでメダルを傷つけずに持ち運べるよ」と得意げに披露した。

   そんなデイリー選手は2021年8月1日、応援で訪れている競泳会場でも編み物に励んでいた。女子板飛び込みの中継中に、観客席にいるデイリー選手の様子が写された。デイリー選手は、活躍する選手らに目をやりながらも、隙あらば熱心にニットを編み続けていた。手元にはピンクと紫の毛糸で編まれたニットがあった。

   この様子は、オリンピック公式SNSアカウントやイギリス選手団公式「チームGB」のツイッターなどでも紹介され、SNS上では「板とびこみの客席で編み物してるトーマスデイリー!可愛い!」「イギリスの編み物王子~なに編んでるのぉ?」などと大きな注目を集めていた。

作っていたのは犬用のセーター

   こうした反響を受けてデイリー選手は2日、自身の編み物アカウントのストーリーを更新。競技場で編み物をする自身の写真とともに、こうコメントしている。

「みんながここで何を作っていたのか聞いてくる・・・僕はフレンチブルドッグのイジーに犬用ジャンパーを作っていたんだ」

   その後しばらくして、デイリー選手は再びストーリーを更新。「君のセーターを完成させたよ!」と、できあがった作品を披露した。

   セーターは、全体的に競泳会場で見られた紫とピンク色の毛糸で編まれている。首や手足を出す穴の開いた裾の部分には白色の毛糸が使われており、おしゃれなアクセントになっている。

   フレンチブルドッグ「イジ―」は、海外で「ファッションの女王」として有名な犬。イジ―名義のインスタグラムも存在していて、そのストーリー上で彼女は「着るのが待ちきれないわ!」とコメントしている。