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アスリートへの中傷「心が貧しくなる」 五輪エラーで批判の過去、G.G.佐藤氏の持論に「重みが違う」

   元プロ野球選手で2008年北京五輪代表のG.G.佐藤さん(42)が2021年8月1日、アスリートへの誹謗中傷をめぐる問題についてツイッターで持論を展開した。

   北京五輪の準決勝・韓国戦でのエラーで、当時大きなバッシングを浴びたG.G佐藤さん。今回、東京五輪に出場しているアスリートへのSNSなどでの中傷が問題視される中で、率直に持論を語っている。

  • G.G.佐藤さん(2021年撮影)
    G.G.佐藤さん(2021年撮影)
  • G.G.佐藤さん(2021年撮影)
  • 2008年北京五輪での痛恨の落球(写真:築田純/アフロスポーツ)

「1個でも悪意満載の投稿を見ると...」

   G.G.佐藤さんは8月1日夜のツイッターで、「ホント、アスリートへの誹謗中傷とか止めて欲しいよね」として、

「応援のメッセージ見てモチベーション上げたいのに1個でも悪意満載の投稿を見るとゲンナリしちゃうよ」

   と苦言。そのうえで、「アスリートに文句言いたいときは、本人たちのアカウントじゃなくて僕に送って」と冗談めかしてつづった。

   さらに続くツイートでは、「なんで誹謗中傷しちゃいけないか」として、

「言われた本人たちが傷付くのはもちろんだけど、誹謗中傷してる人達の心も同時にすり減って貧しくなってしまうんだよね。知らない間に。心が貧しくなると人生の豊かさや余裕がなくなって、周りにも人がいなくなっちゃう。そんな人生、悲しいじゃないか」

   と訴えた。

   かつてバッシングを浴びたG.G.佐藤さんが伝えたメッセージに、ツイッターでは、

「懐が広すぎる」 「GGさんが言ってると重みが違う」 「ほんま誹謗中傷するヤツは他にやるコト無いんかね」

   といった反応が寄せられている。