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五輪閉会式で「トリ」の大役、大竹しのぶが明かした苦悩 「今この時の開催に、全く疑問が無かったわけでは...」

   女優で歌手の大竹しのぶさんが、東京五輪閉会式出演への思いを明かした。

   大竹さんは2021年8月8日に行われた東京五輪閉会式に出演。フィナーレとして、杉並児童合唱団の子どもたちと共に宮沢賢治の「星巡りの歌」を合唱した。

  • 大竹しのぶさん(2017年撮影)
    大竹しのぶさん(2017年撮影)
  • 大竹しのぶさん(2017年撮影)
  • 大竹さんのインスタグラム(@shinobu717_official)より

「明日に繋がる力になればと舞台に立ちました」

   大竹さんは閉会式の翌8月9日にインスタグラムで、

「昨日は貴重な経験をさせていただきました」
「色々な問題を抱えてのオリンピックの開催。その閉会式に自分が参加するなんて、思ってもいませんでした」

と出演を報告した。

   コロナ禍での東京五輪にさまざまな声が上がっていたが、大竹さんも、

「私自身、今この時の開催に、全く疑問が無かったわけではありません」

と思うところはあったとのこと。しかし、

「制作側のお話を聞いた上で考え、選手の皆さんの5年間を想い、明日に繋がる力になればと舞台に立ちました」
「沢山の人達が関わって、それぞれに苦労や辛さがあって、その上で成り立っている事もわかりました」

と制作側の立場も理解した上で舞台に立ったと説明した。

   大竹さんは、「ボランティアの人達にも感謝の一夜でした」と明かしつつ、

「次の時はみんなで抱き合いながら喜び、叫びながら応援が出来ますように」

と願いをつづっていた。

   この投稿に女優の石田ゆり子さんは、

「しのぶさんとても素敵でした」
「この複雑な状況下で開催された東京2020の締めくくりに、しのぶさんが現れて、胸の奥が熱くなりました。天使のようでした」

と感激したことをコメント欄で報告。また、大竹さんのファンからも、

「選手の皆さんも喜ばれたことと思います」
「存在自体に大きなパワーをもらえた人達がたくさんいたと思います」

という声が集まっていた。