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ドラクエ「ゾーマ」をレゴで再現、1万超パーツ使用! SNSで大反響...制作者が明かす苦労とこだわり

   人気ゲーム「ドラゴンクエスト」に登場するキャラクター「ゾーマ」を、レゴブロックで精巧に再現した作品が注目を集めている。

   制作者の"ドラクエ愛"が込められた力作で、総パーツ数はおよそ1万超に上るという。

  • FukuTakuさんの「ゾーマ」(ツイッター@FukuTaku10より)
    FukuTakuさんの「ゾーマ」(ツイッター@FukuTaku10より)
  • FukuTakuさんの「ゾーマ」(ツイッター@FukuTaku10より)
  • FukuTakuさんの「ゾーマ」(ツイッター@FukuTaku10より)
  • FukuTakuさんの「ゾーマ」(ツイッター@FukuTaku10より)
  • FukuTakuさん初めてのドラクエ作品「スライム」(提供:FukuTakuさん)

「『伝説』として語り継がれるべき作品」

   話題となっているのは、1988年発売の「ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ...」などに登場するラスボス「ゾーマ」のレゴ作品だ。

   大魔王「ゾーマ」は、オレンジの衣に紫のマントを身につけた青肌で、ひとつ目とツノがついた帽子を被り、首には禍々しい金のドクロ飾りをさげている。

   レゴでは、ドット絵に見えるような配色で、ゾーマの特徴を立体的に再現している。高さは約45センチある。

   ツイッターユーザーのFukuTakuさん(@FukuTaku10)が2021年8月11日、完成品を共有すると、2万2000件超の「いいね」が集まった。

「レゴでこれほどまでに鮮やかで繊細なゾーマが作れるなんて...っ!!!!」
「凄い凄い凄いっ!こんな事できるんですね!」
「前だけではなく後ろまで360°全て本当に素晴らしいです!!」
「これはもう『伝説』として語り継がれるべき作品」

と絶賛する声が寄せられている。

総パーツ数は1万超、色数は36色

   FukuTakuさんは11日、J-CASTニュースの取材に、今回の作品は約1か月の間、ほぼ毎日制作を進めて完成させたと振り返る。総パーツ数はおよそ1万超。36色のパーツを組み合わせた。

   再現度にこだわりつつ、ポーズは「SFC(スーパーファミコン)版のゾーマの攻撃モーション」を参考にした。「ポーズに合わせて、マントもより躍動感をつけようと変えました」「思うような動きになるまで何度も組み直しました」と苦労を語った。

   子供の頃はレゴ作りが好きだったといい、甥っ子ができたことをきっかけにレゴと再会。4月頃から「FC(ファミコン)時代から大好き」だというドラクエのキャラクターを作りはじめ、制作にのめり込んでいった。ドット絵風の作品表現は、ドラクエの影響だという。

   ツイッターでは、ゾーマ以外にも「はぐれメタル」「ミイラおとこ」「マドハンド」などのレゴ作品を公開している。

   FukuTakuさんは、反響について「(自分自身が良いと思って発信したものを)他の方々にも共感いただけたということは、とても嬉しいことです」と答えた。今回の作品はオリジナルあっての二次創作であるとしつつ、

「自分のドラクエ愛がこういった形になったので、その愛が広がり伝わってほしいと思います」

と話した。次回作はひとまず「可愛いサイズのモンスターを再び作りたい」と意気込む。いずれは作り方を公開したいと考え、その準備を進めていくとする。