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ドラゴンズ選手が「規律違反で謹慎」→事実無根だった 夕刊フジ記事めぐり産経が謝罪

   プロ野球・中日ドラゴンズの滝野要外野手に関する報道をめぐり、不正確な記述があったとして、産経デジタル社が2021年9月7日までに謝罪した。

   記事では、滝野選手が規律違反行為をしたと伝えていたが、そのような事実はなかったという。

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「滝野選手、中日球団並びに関係者の皆様に...」

   問題の記事は、産経デジタルが運営するニュースサイト「ZAKZAK」(夕刊紙「夕刊フジ」のウェブ版)で6日に配信された。

   「中日が木下さん追悼試合 ワクチン接種の副反応疑うファンから"消息不明"同僚2選手に心配の声 憶測呼ぶ真相とは」と題し、中日の滝野選手らが試合から数か月遠ざかっていると報じている。

   その理由について、球団関係者の談話として「練習にも参加できない〝謹慎状態〟で、同関係者は『規律違反があった』と明かす」と詳報していた。しかし、各スポーツ紙によれば、球団は6日、滝野選手の現状を「下肢のコンディション不良などの体調不良」により自主練習中と説明し、報道を否定した。

   当該記事には7日までに謹慎や規律違反の事実はなかったと追記され、「滝野選手、中日球団並びに関係者の皆様に深くお詫び申し上げます」と謝罪している。