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「ハコヅメ」最終話にロス広がる なぜ好評?視聴者に刺さったポイントは...

   俳優の永野芽郁さんと戸田恵梨香さんがW主演を務めるドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」(日本テレビ系)が2021年9月15日に最終話を迎え、視聴者から物語の終わりを惜しむ声が広がっている。

  • 永野芽郁さん(2016年撮影)
    永野芽郁さん(2016年撮影)
  • 永野芽郁さん(2016年撮影)
  • 「ハコヅメ」公式インスタグラムより

「すみまふぇん! 警察でぇふ!」

   原作は、元警察官の泰三子さんによる連載中の漫画「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」。ワケありで交番に異動してきた元エース刑事・藤聖子(戸田さん)と、公務員という安定を求めて警察官になった新人・川合(永野さん)による女子コンビが、事件や恋に奮闘する姿を描く。

   ※以下、一部ネタバレを含みます※

   川合の描いた似顔絵が参考となり、3年前に藤の同期でペアだった桜(徳永えりさん)をひき逃げしたと思われる犯人、通称「守護天使」と酷似した男性が見つかる。証言を取るべく、男性と対峙した川合は極度の緊張から

「すみまふぇん! 警察でぇふ!(すみません。警察です)」

と痛恨の噛み。

   藤は頭を抱えるが、川合の呼びかけに男性も「こんにちは」という挨拶でさえ、声が裏返り噛んでしまうほど激しく動揺。2人が緊張し合う様子に藤は

「川合、相手のほうが緊張している。落ち着いて」

とすかさず指示を出し、川合は落ち着いて男性を問い詰める。

   その後、男性と、ひき逃げに使用された車両を確保。町山署一丸となって事件を解決し、桜は再び警察官への復帰を誓うのだった。

「水曜日の楽しみでした」「世の警察官に尊敬しかない」

   ドラマの放送開始から、ドジっ子な川合を演じる永野さんについてネット上では「表情がコロコロ変わって可愛い」と評判になり、原作者である泰さんもドラマ公式ツイッターで公開された漫画ルポで「神が与えし表情筋」と、永野さんのハマり役ぶりを絶賛していた。

   また、最終話の守護天使VS川合の対峙シーンのように、シリアスさのなかにもコメディ要素を入れるなど、終始楽しめるような展開も好評。視聴者からは、

「原作のシリアスとコメディの絶妙なバランスをとりいれた脚本の大勝利 原作ファンも藤&川合のペアは、もう戸田恵梨香さん&永野芽郁ちゃんしか考えられないと思う」
「かなり面白かったな 可愛さとハイセンスな演出で非常に見心地良かった 永野芽郁の魅力や戸田恵梨香のコメディセンスを更に出させた功績は大きい」
「警察を題材にすると最後は政治家の汚職だったり警察上層部のゴタゴタだったり... ってものにフォーカスが当たりがちだけど、この作品は『交番』という多くの人に最も身近なところで懸命に平和を守ろうとしている警察官を描き続けているところが心に刺さった」
「警察官のドラマだと殺人事件を扱う刑事さんがカッコいいドラマが多いけど(それも好き)、ハコヅメはそれ以外にもある身近な警察官の仕事も知ることが出来るのも好きだった。落とし物1つでも詳しく書類を書いたり、とにかく大変でもう世の警察官に尊敬しかない」

などの声が広がっている。