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真鍋さんノーベル賞に「おかえりモネ」ファン歓喜 「気象ブーム来るのでは」期待の声も

   2021年10月5日に発表された、気象学者の真鍋淑郎さん(90)のノーベル物理学賞受賞に、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」のファンから歓喜の声が上がっている。

   真鍋さんの受賞理由は地球温暖化を予測する地球気候モデルを開発したというものだが、なぜ、そのような声が上がっているのだろうか。

  • 真鍋叔郎さん(AP/アフロ)
    真鍋叔郎さん(AP/アフロ)
  • 真鍋叔郎さん(AP/アフロ)

「さては、ノーベル財団もおかえりモネ観てたな」

   「おかえりモネ」といえば、俳優の清原果耶さん(19)が演じる主人公・永浦百音(モネ)が社会人として成長する中で気象予報士となって活躍するというストーリー。それゆえに、真鍋さんの受賞でドラマを思い出したとして、

「ノーベル物理学賞、まさかの気候変動シミュレーションが受賞でおどろき。ノーベル賞委員、おかえりモネ見てた?」
「さては、ノーベル財団も#おかえりモネ観てたな、なんてバカネタ思いついたのは私だけだろうな」

   など、冗談を交えつつ、驚きを示すツイートが出ているのだ。

   また、これらの他にも、

「"大気海洋結合モデル"を開発した真鍋淑郎氏がノーベル賞を受賞したこと、そして今やってる朝ドラ『おかえりモネ』でヒロインが天気関係の仕事を故郷でやろうとしていることが同時期に発表されてるっていうのさ、なんか『#おかえりモネ」ってドラマが運を持ってるって感じがするね」

   との声も上がっている。

   さらには、「おかえりモネで天気予報して、ノーベル賞で気候変動って、厳密には違う分野だけど気象&温暖化ブーム来るのでは」と、厳密にはジャンルは違うものの「気象」というカテゴリーに属する以上は、相乗効果が期待できるのではとする声もある。

   なお、通常、朝ドラは年度の前期が4月~9月に、後期が10月~3月に放送されるが、2020年度前期の「エール」が新型コロナウイルスの流行で放送時期が11月27日までずれ込んだ。そのため、次の「おちょやん」が11月30日~5月14日の放送、そして、「おかえりモネ」は5月17日から10月29日までの放送を予定している。

   そうした放送時期のイレギュラーさゆえに、毎年10月上旬のノーベル賞各賞の発表日がドラマの放送期間に重なったというのは、何らかの因果だといえるのかもしれない。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)