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「自滅の日本」「マスコミとファンも途方に」 W杯最終予選、痛恨2敗目に韓国メディアも辛辣報道

   サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選が2021年10月7日(日本時間8日)に各地で行われ、日本は敵地ジッダでサウジアラビアと対戦し0-1で敗れた。

   最終予選3戦目にして早くも痛恨の2敗目を喫した日本代表のニュースは、長年ライバル関係にある韓国でも各メディアによって速報で伝えられ、複数のメディアは日本がW杯7大会連続出場に向けて危機的状況に陥ったとの見解を示した。

  • 日本代表の森保監督(写真:ロイター/アフロ)
    日本代表の森保監督(写真:ロイター/アフロ)
  • 日本代表の森保監督(写真:ロイター/アフロ)

韓国メディア「日本がW杯に行くことが出来なくなる」

   韓国の主要メディア朝鮮日報(WEB版)は、「日本がW杯に行くことが出来なくなる...オーストラリアとサウジアラビアにすでに6ポイント離されている」との見出しを取り、ニュースサイトOSENは「なぜこうなる...自滅の日本、サウジアラビアに0-1の敗北で早くも2敗目」の見出しで伝えた。

   また、ニュースサイトNEWSISは、「危機の日本、W杯赤信号」などの見出しで記事を展開した。

   記事では最終予選グループBでオーストラリアとサウジアラビアが勝ち点「9」を獲得し2強体制が固まったことで日本は危機に陥ったとし、現時点では3位を目標にしてプレーオフを経てW杯を狙うのが現実的に見えるほどだと指摘した。

2人の守備陣は力不足だった

   ニュースサイト「STAR NEWS」は、「衝撃に包まれた日本サッカー、W杯に出場出来ないかも...」と見出しを取り、失点シーンに言及した。

   日本は0-0で迎えた後半26分、MF柴崎岳(29)がDF吉田麻也(33)に送ったバックパスを相手FWフェラス・アルブリカンに奪われゴールを決められ、これが決勝点となり黒星を喫した。

   記事では、勝負は後半26分に日本の致命的なミスによって分かれたとし、日本の2人の守備陣がアルブリカンの突破を防ごうとしたが力不足だったと指摘。さらに致命的なミスによって自滅した敗北に、日本のマスコミとファンも途方に暮れた雰囲気だと伝えた。

   日本は10月12日に埼玉スタジアムでグループ首位のオーストラリアと対戦し、サウジアラビアは13日にホームで中国と対戦する。