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広瀬すずが映画監督に告げられた「恐怖の一言」 納得いかない演技で「OK」の後...告白にネット騒然

   俳優の広瀬すずさんが、2021年11月14日放送の「情熱大陸」(TBS系)に出演。映画監督の李相日さんから告げられた言葉に「恐怖」を感じたことを告白し、反響を呼んでいる。

  • 広瀬すずさん(2020年2月撮影)
    広瀬すずさん(2020年2月撮影)
  • 広瀬すずさん(2020年2月撮影)
  • TBS「情熱大陸」に出演した広瀬すずさん。番組ツイッター(@jounetsu)より

「もはや悔しいというより恐怖でした」

   番組は、俳優の松坂桃李さんとダブル主演を務める映画「流浪の月」(2022年公開)の撮影現場に密着。共演する横浜流星さんとの初顔合わせほか、約4か月間大好物のラーメンを我慢して撮影に臨む姿が映された。

   「流浪の月」の監督は、「フラガール」(2006年公開)や「悪人」(2010年公開)で知られる李相日さん。広瀬さんが出演した映画「怒り」(2016年公開)でも監督を務めている。

   広瀬さんは李監督について、「怒り」のラストシーンである、海辺で感情を爆発させるように叫ぶ演技をした際、「1、2回で、李さんに『OK』って言われて、『えっ?』みたいな」「パッと顔見ても、全然OKじゃなくて」と、自分でも納得のいってない演技であっさりOKを出されたことに戸惑いを覚えたそう。

   するとその後、李監督から誰もいないような場所に呼び出され、「すごく冷静なトーンで『この映画壊す気?』って言われて」と回顧。「もはや悔しいというより恐怖でした」と笑い、李監督の作品作りに対する情熱を明かした。

あるセリフに20テイク以上

   その後映された「流浪の月」の現場でも、あるシーンのセリフを20テイク以上重ねる広瀬さんと李監督の姿が。俳優にレベルの高い要求をするという李監督の要望に応えるべく、密に話し合いながら、広瀬さんはニュアンスや表情を変えて演じていた。

   広瀬さんの懸命な姿が話題を呼ぶなか、視聴者からは李監督と向き合う姿勢について、ツイッターで「『この映画壊す気?』はまた別の意味で恐怖しかない。第一線を走る役者さん達を尊敬すると同時に、この仕事の面白さもドクドク感じる」「これは確かに怖い 静かに怒る人なんかな すずちゃんぐらいでもテイク20回以上とかあるんだね 監督の要求するレベル高いって噂頷ける」「セリフだけで、あんなにたくさんの引き出しがある、すずちゃん。すごい。シーンひとつにこだわる監督と 監督の求めるものに近づこうと模索するスズちゃん」などと反響を呼んでいる。