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RIZIN八百長騒動で伝説の「高山善廣VSドン・フライ」語る シバターに呆れ声「一緒にするなよ」

   人気ユーチューバーのシバター(36)が2022年1月10日に公開したユーチューブ動画で、昨年大みそかに開催された格闘技イベント「RIZIN.33」における「八百長疑惑」について釈明した。

  • シバターさんのインスタグラムより
    シバターさんのインスタグラムより
  • シバターさんのインスタグラムより
  • 高山VSドン・フライ戦(写真:平工幸雄/アフロ)

「あうんの呼吸、暗黙の了解があの2人にあった」

   シバターは「RIZIN.33」で元K-1WORLD GPウエルター級王者・久保優太(34)と対戦。1ラウンド2分16秒に飛びつき腕ひしぎ逆十字固めを決めて1本勝ちを収めたが、試合後に両者の間で交わされたとみられるLINEのやりとりがインターネットに流出し波紋を広げている。

   今回の騒動に関してシバターは、「昨今のプロレスファン、格闘技ファンというのは日本人だからというのがあるかも知れないね。裏を知りたがり過ぎるな」とファン心理を指摘し、格闘技界の「伝説マッチ」を引き合いに出して改めて釈明した。

   シバターは「クリーンにしろとか、真剣勝負だけを俺らは見たいんだとか言うけど、恐らくここに申し合わせとかはなかったかも知れないと思うんだけれども、例えばPRIDEの伝説的な試合、高山善廣、ドン・フライのバチバチの打ち合いみたいな試合があるわけじゃないですか」と切り出し、次のように続けた。

「あれだって俺思うんだけど、お互いに前日のやり取りとかが恐らくないと思うし、談合とか申し合わせはなかったと思うけど、お互いプロレスラーだったからというのが絶対にあったと思う。あうんの呼吸、暗黙の了解があの2人にあったから、あんな伝説の試合になったと思う」

ファン「自分の保身の為に高山出してくるな」

   さらに「それを裏をひっくり返してどんなやりとりが実はあったんじゃないかとか、これまでの総合、PRIDEの試合で誰と誰がやれヤオだったのどうのこうのってみんな深掘りをして真実を知りたがる。見てる人は全くそれを気にする必要はないと思う。リング上で行われたことだけを楽しめばいいと思う」との持論を展開した。

   シバターが例に挙げた「高山善廣VSドン・フライ戦」は、02年6月23日に開催された格闘技イベント「PRIDE.21」(さいたまスーパーアリーナ)で行われたもので、試合開始から壮絶な打ち合いが演じられた。

   互いに相手の首をつかみ、ひたすら打ち合った。試合中に高山の顔面が腫れあがるほど壮絶な打撃戦となり、最後はドン・フライのマウントパンチを浴び続けレフェリーストップ。互いのプライドをかけた殴り合いは、格闘技ファンの間で伝説として今もなお語り継がれている。

   シバターが伝説の試合に触れたことにSNSで格闘技ファンが反応し、ツイッターでは「遂に、高山vsフライまでを持ち出すとはw」と呆れる声も見られる。その他に「フライ対高山戦と一緒にするなよ」「自分の保身の為に高山出してくるな」「あの試合と自分を同列に語るなよ」などのコメントが寄せられた。