本を知る。本で知る。

雨の日によみたい 「すてきなあまやどり」

 ようやく梅雨らしい空模様になってきました。
雨の日は、家にとじこもがちですが、そんな時こそ絵本や本をじっくり楽しみませんか。

ピンク色の帽子をかぶった、一匹の豚くん。手には、花束を持っています。随分と慌てて帰ってきた様子ですが、それもそのはず、すっかりずぶ濡れです。
家に着くと、新聞を広げていたヤギくんがその様子を見て笑いました。
「花を摘みに行って、雨に降られたわけだね・・・」
そうか、傘を持っていくのを忘れたんだな。
ならば、雨宿りでもすればよかったのに。

ヤギくんは、豚くんにタオルを渡しながら聞きました。しかし、意外な答えが返ってきたのです。
「雨宿り、したんだよ。

でも、そこに一匹の小さなねずみがやってきて、いっしょに雨宿りをしたのさ。」

おやおや、一匹の小さなねずみくらいなら、いっしょに雨宿りができたはず・・・
「でもね、そこにハリネズミが二匹飛び込んできて・・・ さらに、バッファローが三匹!それから、それから・・・」
登場する動物たちが、次第に大きくなり、数がどんどん増えていきます!
「そ、そいつはすごいじゃないか」
聞いているヤギくんもビックリです。

ゴリラがね・・・
サイがね・・・!!!

「なんとまあ!」
すると、見開きいっぱいに、大勢の動物たちが現れました。

みんな空を見上げて、ぎゅうぎゅうになりながら大きな木の下で雨宿りをしています。
小さな動物から大きな動物まで、おだやかな表情をして。
そして、そのどの動物も、どこか嬉しそうに笑っています。

はてさて、それでも、みんな上手に雨宿り。誰も濡れてはいないのですが・・・
「じゃあ、どうしてこんなにずぶ濡れになってたんだい?」

最後に分かったその理由に、きっと誰もが大笑い!

その時の豚くんの表情ときたら・・・

ウクライナ出身の人気の絵本作家・バレリー・ゴルバチョフが送る、可愛らしい雨の日の物語です。
さまざまな動物たちがわさわさと登場するので、絵を眺めているだけでも充分楽しめます。
赤ちゃんから大人まで、雨の日にゆっくりご覧ください。

姉妹本の「アップルパイはどこいった?」も、おすすめです☆

【局アナnet】 茂木亜希子(絵本ナビゲーター)

書名:すてきなあまやどり   作・絵:バレリー・ゴルバチョフ 
訳:なかがわちひろ 
発売:2003年価格:1680円

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