本を知る。本で知る。

ただつぶやくこと、ただ在ること.....『みんなが幸せになる ホ・オポノポノ』

 ありがとう
ごめんなさい
許してください
愛しています

日常使いの4つの言葉です。

口にした時はどんな感覚がありますか。

その向ける先は「あなた・相手へ」ですか、それとも、「わたし・自分へ」ですか。

ho.oponopono:ホ・オポノポノ。一度は耳にしたことがある方も多いでしょう。

この4つの言葉を唱えただけで凶悪犯罪者を収容した施設の精神障害者をすべて完治させた奇跡の人、現在のホ・オポノポノの指導の中心でもあるヒュー・レン博士のことをご存知の方も多いかもしれません。

ホ・オポノポノは400年前からハワイに伝わる癒しの秘法と言われる問題解決のための方法であり、それから発展して、4つの言葉を唱えるだけで人生の問題が自然に消える、簡単なヒーリング法『セルフ・アイデンティティー・ホ・オポノポノ(SITH)』として今や世界中に広まっています。

結婚、恋愛、家族、お金、仕事....人生の問題の種類は概ね決まっているものですが、”問題”と括られる出来事は全て、私達の潜在意識の中にある「過去の記憶」から生まれたものであり、目の前の現実は”記憶の再生”により創り出している。その記憶をクリーニングするために4つの言葉を唱えることで、自分の内側が変化し、外側にあるはずの問題は解決する。それがホ・オポノポノです。

それではここでもう一度.....この4つの言葉を向ける相手は誰なのか。

そう、それは「自分」という相手であり、相手という名の”内側の自分”。
それはあらゆる人が探索したがっている本来の”あるがままの自分”という存在なのかもしれません。

たった4つの言葉を自分自身にかけてあげるだけで、想う通りの喜・楽の人生に変わる。ホ・オポノポノが起こす奇跡がそれであるのなら、変わったあとは、想う通りの”想い”は更に変り、想ってもいなかっただろう”本来の自分”にいつしか到達している。このヒーリングから得られる深い気づきはそれなのでしょう。

本書で語られるレン博士の言葉は、体温を伴った肉声を聴くようですんなりと頭と心に染み渡り、これまで読んだホ・オポノポノ関連の書籍の中では、その方法とレン博士を最も近くに感じられます。また、同じ体験の有無を問わずに、どこかしら自分の人生とシュミレーションしそうになる夫婦や母娘関係、DV...博士との赤裸々な対談の章は、この秘法はファンタジーではない、確かに現実の生身の私達に作用していることが理解できるかもしれません。

自身の滞りの無さは、この人生、そして、世の中のあるゆることの滞りのなさに繋がっている。

レン博士が起こした奇跡という名の現実に倣って、
ではまず、自分から自分に向けてクリーニング・・・

ありがとう
ごめんなさい
許して下さい
愛しています・・・ 

さて、いま何を感じ、想い、意識しましたか。
そこで湧いた何かは確かに、ご自身以外のモノ達をも癒していることでしょう。

【局アナnet】三浦まゆみ(気象予報士、アナウンサー/ナレーター)


書名: みんなが幸せになる    ホ・オポノポノ著者:
イハレアカア・ヒューレン
(インタビュー 桜庭雅文) 発売日: 2008/9/30定価 : 1,575円(税込み) 

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