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誰かが行かなければ、世界を見る"眼"が奪われる。 危険地報道を考えるジャーナリストの会・編 『ジャーナリストはなぜ「戦場」へ行くのか』(集英社新書)が 12月17日に発売!

 「イスラム国」による日本人ジャーナリスト拘束・殺害事件から1年。強まる報道統制、萎縮するメディア――この現状に、最前線に立ってきたジャーナリストたちが集結。危機感を表明する!

〈概要〉
「イスラム国」による日本人拘束・殺害事件以降、「そんな危険な所へ行く必要があるのか」という世論に乗じて、政権は露骨な報道統制に踏み出し、メディアは萎縮してしまった。危機感に駆られたジャーナリストたちが、フリーランス、新聞社、通信社、テレビ局など立場や媒体を超えて本書に集結。海外取材の最前線に立ってきた体験を踏まえ、これまでの「事故」をシビアに自己検証し危険回避の具体的方策を提示するとともに、「それでも、誰かが"そこ"へ行かなければならない」と訴える。

〈目次〉
第一章 後藤健二氏の人質・殺害事件がもたらした影響 
石丸次郎(アジアプレス大阪代表)

第二章 ジャーナリストは「戦場」でどう行動したのか
・中東の事実を見る「目」の役割
川上泰徳(中東ジャーナリスト。元朝日新聞記者)

・〝イスラム国〟取材、その一部始終 
横田 徹(報道カメラマン)

・戦場の人びとを見つめるまなざし 
玉本英子(アジアプレス大阪)

・通信社の記者は、最後まで残って取材を続ける 
及川 仁(共同通信社)

・テレビの「危険地取材」はどう変わったか 
内藤正彦(テレビ朝日)                      

・危険地取材をテレビに売り込む 
高世 仁(「ジン・ネット」代表)

第三章 戦争報道を続けるために――過去の事例から学ぶべきこと
綿井健陽(映像ジャーナリスト・映画監督)

第四章 米国メディアの危険地報道――日本との相違
高橋邦典(写真家)

第五章 危険地報道とジャーナリスト 
土井敏邦(フリージャーナリスト)

【集英社新書WEBサイト】
http://shinsho.shueisha.co.jp/

【集英社新書・公式ツイッターアカウント】
http://twitter.com/shueishashinsho


[書名]
ジャーナリストはなぜ「戦場」へ行くのか

[編]
危険地報道を考えるジャーナリストの会

[発売日]
2015年12月17日(木)

[定価]
本体760円+税

[ISBN]
978-4-08-720813-9

http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-720813-9&mode=1

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