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昭和の頃、こんな芸人さんがいたらしい

書評掲載元:週刊新潮 7月20日号 書評

人間ポンプ

 人間ポンプという芸があるのをご存じだろうか。金魚、電球、碁石、ガソリン...、なんでも飲みこみ、吐き出す命がけの芸だ。ベテランの1人、園部志郎さんという人間ポンプ芸人を詩人の筏丸けいこさんが取材し、書いた評伝である。

 評者の都築響一さん(編集者)によると、人間ポンプ芸人としては安田里美さんという方が有名で、本や映画もあるそうだ。2人とも大正12年生まれで、平成7年に亡くなられたという。「そうして日本を代表したふたりの人間ポンプ芸人は、生涯いちども会うことがなかったという。我らが失った昭和の芸能が、ここにもあった」と記している。

 フラミンゴ社のホームページから申し込むと、送料込で入手できる。

  • 書名 人間ポンプ
  • サブタイトルひょいとでてきたカワリダマ 園部志郎の俺の場合は内臓だから
  • 監修・編集・著者名筏丸けいこ著
  • 出版社名フラミンゴ社
  • 出版年月日2017年6月22日
  • 定価1500円(税込)
  • 判型・ページ数新書判・180ページ
  • ISBN9784990858711
 

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