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江戸のインフラをつくった名もない人たち

  • 書名 家康、江戸を建てる
  • 監修・編集・著者名門井慶喜 著
  • 出版社名祥伝社
  • 出版年月日2016年2月20日
  • 定価本体1800円+税
  • 判型・ページ数四六判 400ページ
BOOKウォッチ編集部コメント

 タイトルからして、徳川家康の話かと思ったら、そうではなかった。東京=江戸が今日あるのは、江戸時代のはじめに河川のつけかえ、貨幣の鋳造、上水道の整備など、都市を支えるさまざまなインフラが整えられたからである。

 本書は5つの物語からなり、主人公はいずれも今は名前を知られない人々である。

利根川の東遷はたいへんな事業だった

 個人的には、第1話「流れをかえる」に大きな感銘を受けた。家康から利根川のつけかえを命じられた中級武士の伊奈忠治は、二代にわたり、この事業に家運をかけて取り組む。川が締め切られ、新たな流路に水が流れるくだりでは、不覚にも涙してしまった。

 東京のインフラは、実は江戸時代につくられたものの上に成り立っている。だとしたら、巨大化した東京をどうするか、我々は真剣に東京の未来について考えなければならないのではないだろうか。(BOOKウォッチ編集部 JW)

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