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コンピュータ将棋が棋士に勝つまでの長い歴史

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  • 書名 棋士とAIはどう戦ってきたか
  • サブタイトル人間vs.人工知能の激闘の歴史
  • 監修・編集・著者名松本博文 著
  • 出版社名洋泉社
  • 出版年月日2017年5月20日
  • 定価本体800円+税
  • 判型・ページ数新書判・255ページ
  • ISBN9784800311719
BOOKウォッチ編集部コメント

 2017年4月1日、将棋の佐藤天彦名人とコンピュータ将棋「ponanza(ポナンザ)」の対戦が行われ、七一手で「ponanza」が完勝した。著者はその瞬間を「事情を知る人々たちは、声には出さねど、将棋界の象徴である名人が敗れることを、ようやくにして訪れる必然的な結果と受け止めていました」と記す。

 1976年に米長邦雄八段とコンピュータソフトが対決した時は、すぐに米長八段が勝ち、コンピュータは弱すぎて話にならなかったという。それから40年余りでコンピュータの将棋ソフトは飛躍的に進歩を遂げた。本書は、その対局の歴史を詳細に追ったものだ。

2017年は将棋の特別な年に

 著者は東大将棋部出身の将棋中継記者。コンピュータ将棋の進化を描いたデビュー作 『ルポ 電王戦』で将棋ペンクラブ賞を受賞。「コンピュータ将棋と、将棋界のもっとも幸福な時代は、もう過ぎてしまったのでないか」と一抹のさびしさを率直に表明している。 今年(2017年)は、「ponanza」が名人を破り、また14歳の藤井聡太四段がプロ最多の29連勝を果たし、さっそうとデビューした将棋界の特異な年として長く記憶に残るだろう。(BOOKウォッチ編集部 JW)

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