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「財務省が日本を滅ぼす」三橋貴明著

  • 書名 財務省が日本を滅ぼす
  • 監修・編集・著者名三橋貴明
  • 出版社名小学館
  • 出版年月日2017年10月31日
  • 定価1400円+税
  • 判型・ページ数254ページ
  • ISBN9784093885799

1997年の橋本緊縮財政からの〝失われた20年"で日本国民は15%も貧乏になり「小国化」してしまった。この最大の理由は、財務省の信仰レベルである財政均衡主義である。「プライマリーバランス(PB)黒字化目標」というものがある。閣議決定されているもので、「支出は前年比で削滅する。増える場合は、他の支出を削るか、もしくは増税する」という前提で予算が組まれてしまうのだ。

これをやれば、延々と緊縮財政路線が続き最後は倒れることになる。そもそも、緊縮財政の元となった「国の借金」問題とは何なのか。だまされてはいけない。借金をしているのは政府であり、国民は債権者である。ゆえに「国の借金で財政破綻する」は、デタラメだ。

日本国政府が、円建ての負債で破綻する可能性はゼロだ。自国のカネを借りている政府が破綻した例は皆無であることは歴史が証明している。

夕刊フジ

産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

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