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「樹木希林 120の遺言」 樹木希林著

  • 書名 樹木希林 120の遺言
  • サブタイトル死ぬときぐらい好きにさせてよ
  • 監修・編集・著者名樹木 希林 著
  • 出版社名宝島社
  • 出版年月日2019年1月28日
  • 定価本体1200円+税
  • 判型・ページ数四六判・279ページ
  • ISBN9784800291929

女優という肩書だけでは収まり切れない強烈な個性で周りを圧倒し、さっさと逝ってしまった著者。珠玉の語録120に、それを説明するかたり口調のエッセー風の文章が1ページずつまとめられている。

77番目の言葉は夫のロックンローラー・内田裕也氏との関係を「内田さんがおかしくて」で始まり、「いい重しなんです」で終わる言葉で語っている。間を埋める言葉を想像しながら読んだとしても、いい意味で裏切られる。それほど深い。

119番目はこうだ。「やり残したことなんて、死んでみないとわからないですよ」。そりゃそうだ。確かにそうだ。続けて「72歳になって、納得して〝死ぬ資格のある人間〟だなと思っています」とある。が、自分は果たしてそう納得できるだろうかと自問自答してしまう。すぐ後には「今の状況のまま成就して終了する」のが死だと教える。潔い言葉の連なりに脱帽だ。

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