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リベラル崩壊、安倍自民一強のいまこそ〈保守〉の存在意義を問いなおす

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  • 書名 刷新する保守
  • サブタイトル保守政党の国際比較
  • 監修・編集・著者名阪野智一・近藤正基(編著)
  • 出版社名弘文堂
  • 出版年月日2017年12月20日
  • 定価本体3,500円+税
  • 判型・ページ数4-6判・上製・368ページ
  • ISBN9784335460364
  • Cコード3031
保守主義の対抗理念である進歩主義の退潮と希薄化に加えてイデオロギー対立も曖昧になった現在、伝統的な「保守とリベラル」という対立軸はその妥当性を問われている。世界を見渡せば、それまで進歩主義に押され気味であった保守政党が「刷新」により勢いを取り戻すケースが見られる一方、それらの「刷新」が既存の保守の理念や政策、支持層との摩擦も生じさせたりと「迷走」も見られる。そして、そこに極右ポピュリズム政党の台頭である。保守の存在意義は確実に揺らぎつつある。

そのような背景のもと、まさに〈保守〉を問いなおそうとするのが本書『刷新する保守―保守政党の国際比較』だ。欧米諸国(イギリス、フランス、ドイツ、オーストリア、アメリカ)だけでなく特徴的な保守政党を有するアジア諸国(韓国、台湾、日本)をも含めた8か国の既成保守政党の「刷新」に着目し、かれらが極右ポピュリズム政党の台頭という近年の大きな流れのなかで勢いを取り戻すことができたのはなぜなのかを分析する。その焦点は、党の政策、党組織、党と社会の関係が中心だ。保守のあり方とその「刷新」は国によって実にさまざまだが、その分析を通じて、かれらが何を「保守」しようとしているのかが炙り出されている。

現代における保守のあり方を通して、不透明感漂う時代の政党と政治を改めて捉えなおす視座を提供する。これからの日本政治の行く末に関心のあるすべての人に、必読の一冊だ。
序章 「保守」をみる座標軸〔阪野智一〕
第1章 [日本]規制改革の政治力学―自民党農政と対農協関係〔城下賢一〕
第2章 [韓国]刷新の失敗と保守政党の凋落〔安 周永〕
第3章 [台湾]ナショナリズム政党と保守〔林 成蔚〕
第4章 [イギリス]ポスト・ニュー・レイバーの保守主義〔阪野智一〕
第5章 [フランス]巨大保守政党の結成、右傾化戦略とその後の混迷〔尾玉剛士〕
第6章 [ドイツ]現代化の光と影―メルケル政権期のCDU/CSU〔近藤正基〕
第7章 [オーストリア]固定支持層か浮動票か〔梶原克彦〕
第8章 [アメリカ]権力を持った保守の苦悩〔西山隆行〕

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株式会社弘文堂

法律および人文・社会科学分野の書籍を発行しています。 とりわけ法律の分野では定評をいただいており、「弘文堂プレップ法学」など入門書から、 基本書として「法律学講座双書」「法律学講義シリーズ」、さらに論文集を多数出版し、 その出版活動は法律学全般を覆っています。最近では、「伊藤真シリーズ」 「新・論点講義シリーズ」「ケースブックシリーズ」「演習ノートシリーズ」 「判例ノートシリーズ」などを鋭意刊行中です。 人文・社会の領域では、下記の分野に意欲的に取り組んでいます。  1) 社会学、海外事情  2) 歴史学、人類学・民俗学、宗教学  3) 哲学・思想、精神医学・心理学  4) 経済・経営  5) 医療・介護・福祉  6) 資格試験

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