読むべき本、見逃していない?

投資と人生に成功する秘密の公理がこれだ

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  • 書名 マネーの公理
  • サブタイトルスイス銀行家に学ぶ儲けのルール
  • 監修・編集・著者名マックス・ギュンター著 / 林康史 監訳 / 石川由美子 訳
  • 出版社名日経BP社
  • 出版年月日2005年12月26日
  • 定価本体1,600円+税
  • 判型・ページ数四六判・256ページ
  • ISBN9784822244699

 スイスの銀行家や投機筋のあいだでは投機に成功するための「チューリッヒの公理」と呼ばれる暗黙の了解事項があった。「チューリッヒの小鬼」と呼ばれた彼らの一人が著者マックス・ギュンターの父である。著者は13歳から株式マーケットに参入し財を成した成功者である。長く秘伝とされてきた「チューリッヒの公理」を父から聞き出し、12の公理と16の副公理からなるそれらをまとめたのが本書『マネーの公理』(日経BP社刊)である。

 第一の公理はリスクから始まる。「心配は病気ではなく健康の証である。もし心配なことがないなら、十分なリスクをとっていないということだ」と、著者はリスクを取ることが必要だというのだ。ゲームに参加するには賭けること。しかも「配慮と思考」をもって賭けるのだ、と説く。何も資源のない小さなスイスが今日繁栄している背景には、そうしたスイス人の勇気と知恵があったというのだ。

 「常に早すぎるほど早く利食え」「あらかじめどれだけの利益がほしいのか決めておけ。そして、それを手に入れたら投機から手を引くのだ」「人間の行動は予測できない。誰であれ、未来がわかると言う人を、たとえわずかでも信じてはいけない」「大多数の意見は無視しろ。おそらくそれらは間違っている」「分散投資の誘惑に負けないこと」「長期投資を避けよ」など、投資顧問業界の常識には反する内容が多いかもしれない。しかし、読み返すうちに、単に投資の哲学というだけではなく人生の成功をもたらす鍵だと理解するだろう。

 本書は2005年に日本でも刊行され、今年7刷が出るほど、投資家の信頼を勝ち得てきた本である。

 ここではエッセンスの一部だけを紹介したが、本書にはさまざまな実話が取り上げられ、いかにして若き投資家が成長し、失敗も経験しながら成功を収めてきたかが綴られている。さらに著者は「投資」よりも「投機」であると率直に人生観を語っている。人生は賭けであると。だから本書は投資の心構えについて書いた本であると同時に人生について深く語った本でもある。読めば勇気が湧いてくる。それがロングセラーとなっている証でもあるのだろう。

(文 BOOKウォッチ編集部)

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