読むべき本、見逃していない?

経営者が何故これをやるのか?=ワクワクしているから!

  • 書名 右脳思考
  • 監修・編集・著者名内田和成 著
  • 出版社名 東洋経済新報社
  • 出版年月日2018年12月26日
  • 定価1600円+税
  • 判型・ページ数四六判・上製本・256ページ
  • ISBN9784492557860

 今回ご紹介する本は、『The News Masters TOKYO』のニュースマスター、水ジャーナリストの橋本淳司さんおススメの一冊、『右脳思考』(内田和成著/東洋経済新報社)。

 当コラムは、ビジネスパーソンが「今、知りたい!」ニュースや情報を、広く・深く、そして楽しく「耳」に届けてくれる朝のラジオ番組『The News Masters TOKYO』(文化放送 AM1134/FM91.6 月~金 午前7時―9時)で、とりあげた本を紹介する。番組では、毎週火曜日の午前8時25分ごろから本の紹介コーナーを放送中。

 当作品の著者は、経営コンサルタントで早稲田大学ビジネススクール教授の内田和成(うちだ・かずなり)さん。今までに千人以上の経営者と出会って、コンサルしてきた人物。経営者が何かを決める時は、ほとんど右脳で決め、うまくいっているケースが多いという。

 この本のメッセージは、「日常生活では右脳を使って判断したり、右脳を使って人を説得したりといった事が出来ているのに、仕事になると左脳一辺倒になりがち。左脳だけではなく右脳も使いましょうよ」という、右脳の使い方をすすめてくれる本。

そもそも「右脳思考」とはどういうことなのか?

 例えば、深夜1時に酒を飲んで帰ってきたとする。奥さんに「今、何時だと思っているの?」と言われた時、これを文字通りに「今、1時ですね」と答えるのは左脳的な考え方。これでは火に油を注いでしまう。(番組パーソナリティのタケ小山氏は思わず吹き出す)
これは怒っているなと、状況を考えて「ごめんなさい、もうしません。次からは連絡します」と言うのが右脳的判断。
 このように、状況を「経験や勘」に基づいてきちんと判断していくのが右脳の役割だと著者は位置付けている。

「右脳と左脳で映画を観に行くパターン」を紹介

 恋人と映画を観る時、右脳で決める人は「今、何が流行っているのかな?」「アクション映画が観たいな」「でも、この前デートをドタキャンしたから、今回は彼女の観たそうなやつに」「アニメかな?恋愛映画かな?」「この前アニメを観たとラインが来た」「じゃ今日は恋愛もので!」と、こう決めていくのが右脳思考。
 一方、左脳で決める人は「今回2回目のデートである」「ゴールは親密になることである」「親密になるには、彼女に聞き取り調査をして、観た映画を全て一覧表にして、分析をして、過去にはサスペンスを観ていたが、最近は恋愛を観る傾向にあるな」「では今回はサスペンスを選んでみて、そのコストパフォーマンスはどうなのか?」と考える。
 左脳思考について、番組アシスタントの西川アナは「つまらない」と思わず漏らす。

 しかし、実際に仕事で企画書を考えて上司に提案する時、後者の恋愛映画を観るパターンで作ってしまっている。だから面白くない。一番重要なのは、ワクワクするかどうか。左脳でかっちり考えたものは、ワクワクしないのだ。
 「ワクワクしている」ということが、結局は、決断と実行につながっていく。
 「腹落ちする」ということが、人を動かす時にはとても大事だということ。

 右脳の使い方をきちんと教えてくれる本だが、左脳を否定するわけではなくて、仕事では課題を発見するのは必ず右脳で発見するもの。それを分析するのが左脳の役割。それを相手と連携しながら一緒にやっていこうという時には、決断と実行は右脳で行われる。決して左脳を否定しているのではなく、右脳も左脳も使っていこうということ。
 知識だけでは不十分。「経験や勘」が物を言う時代の今だからこそ、役立つ一冊。

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株式会社文化放送

ゴルフ解説者のタケ小山さんがゴルフマネジメントで培った独自の視点でニュースを深堀りするラジオ番組「The News Masters TOKYO」と「BOOKウォッチ」 がコラボレーション。
ラジオ番組内コーナーの「トレンドマスターズTOKYO」(8:25~8:30)で毎週火曜日にお届けする本の話題を中心に、同僚や友人、家族に思わず話したくなる情報をコラム形式でお届けします。

「The News Masters TOKYO」(月)~(金)AM7:00~9:00
文化放送にて生放送!(AM1134/FM91.6/radiko.jp)

http://radiko.jp/#QRR

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