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サンスクリットの仏教研究者、植木雅俊さんもツイッター開始

 仏教学者で近年、多数の著書を出している植木雅俊さんが2019年6月9日からツイッターを始めた。1951年生まれの植木さんは、中年になってから本格的に仏教研究に取り組み、このところいくつもの出版関係の賞を受賞している。

 植木さんは2018年春、NHK-Eテレの名物番組「100分de名著」に植木訳『サンスクリット原典現代語訳 法華経』上・下巻(岩波書店)が取り上げられて出演。司会のアナウンサーの島津有理子さんからすすめられ、このほどツイッターに挑戦したという。サンスクリット原典による原始仏教研究者と、最新のITツールとのシュールな出会いだ。

 初回ツイートでは、「如実知見について。私たちは、ありのままにものごとを見ているだろうか。虹の色の数を聞かれたら、日本の誰もが七色と答える。ドイツとアメリカでは六色、ジンバブエでは三色と答える。ということは、私たちはありのままに見ていない。実際の虹を先入観の眼で見て、『ああ、七色だ』と口にしている」という話を書いている。

 BOOKウォッチでは植木さんの『テーリー・ガーター』(株式会社KADOKAWA)を紹介済みだ。

トレンド写真植木.jpg
植木雅俊さんのツイッターから

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