叶姉妹・美香を襲ったアナフィラキシーショック 原因は咳止めシロップ、危険はすぐそこに

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   セレブユニット「叶姉妹」の妹・美香が2015年12月2日、都内の病院に緊急入院していることが明らかになったが、病状は急性アレルギー反応の「アナフィラキシーショック」と診断された。一時は医師から「命の危険もある」と告げられたほど重篤な状態だったというが、アナフィラキシーショックとはいったいどんな病気なのか。

   専門医のサイトによると、食べ物や薬、クラゲや虫の毒、ゴム製品、花粉など、アレルギーの元になる様々な物質が体内に入ったり、その物質に触れたりすると、激しいアレルギー現象を起こす症状をいう。最初はくしゃみやおう吐、じんましん、まぶたや唇の腫れが現れる。さらに急激に血圧が降下、呼吸困難に陥り意識を失う。死にいたることも珍しくない。

  • アナフィラキシーショックで緊急入院した叶美香(左)(写真:中井幹雄/アフロ)
    アナフィラキシーショックで緊急入院した叶美香(左)(写真:中井幹雄/アフロ)

「もう殺して下さい!」と思うほど激しい発作

   日本では年間50~90人が死亡している。2011年の統計を見ると、死者71人中、ショック死の原因で一番多いのが薬物で32人、次いでスズメバチが16人、食べ物が5人、原因不明が18人だった。叶美香は、倒れる直前に大量の咳止めシロップを飲んでいたという。

   特に食べ物は、乳製品、小麦、ソバ、卵、果物......と人によって千差万別だ。2012年12月、東京・府中市の富士見台小学校の給食で、チーズにアレルギーのある3年生少女に、担任教師が誤って粉チーズ入りのチヂミを食べさせて急死した事件は全国に衝撃を与えた。事件の後、文科省が全国1015万人の小中高校生を調査すると、食物アレルギーを持つ子どもが4.5%いた。また、アナフィラキシーショックを経験したことのある子どもが05%、約5万人もいた。

   芸能人でも2012年以降、タレント・大堀恵、お笑いタレントの東MAXこと東貴博、女優・福本幸子、乃木坂46の橋本奈々未らが緊急入院している。大堀恵は「青魚」がアレルギーの原因と報道されたが、橋本奈々未は何が原因か不明だった。福本幸子の場合は、人気ミュージシャンとの破局報道の渦中に倒れた。結局、何が原因か本人は明かさなかったが、入院前の自分のブログで「(破局を)心臓が刺されているのに死ねない拷問のよう」と書き、入院中のブログでは「(発作を起こした時は)もう殺して下さい!と思うくらい苦しかった」と書いたため、ブログには「ミュージシャンがアレルギー源?」という書き込みが一時あふれた。

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