2024年 4月 23日 (火)

1割がマスクなしで人前に出られない 「人見知り」ではなかった社交不安障害

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【あさイチ】(NHK)2016年3月2日放送
「侮れない! 大人の人見知り」

   春は出会いの季節。しかし、「知らない人の前で話すのは苦手」「人の輪に入っていけない」と悩む人が多い。番組が行なったアンケートでは、実に64%の人が「自分は人見知りだ」と答えた。リポーターの西堀裕美アナがこう語る。

「でも、これが度を越して日常生活に支障がでるようだと、単なる性格の問題ではなくて、『社交不安障害』(SAD)というれっきとした病気なんです」
  • 見つめられるのに堪えられない
    見つめられるのに堪えられない
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「目元のけいれんが止まりません」

   番組の冒頭、社交不安障害の女性患者Yさんが登場。Yさんは中学2年の時、国語の授業の朗読でつまずいた。緊張でのどがつまり声が出なくなった。大人になってからも人前で緊張することが続いた。子どもが保育園に通い始めると、さらに深刻に。ママ友たちと話すと動悸が激しくなり会話ができない。目元がけいれんして口が震えるので、いつもマスクで顔を隠す。

Yさん「相手の顔も見られないんです。自分はダメな劣等感の塊だと......」

   番組ゲストは、ともに「人見知り」を自認するお笑い芸人・黒沢かずこと益子卓郎。「どうですか?」とMCの井ノ原快彦が2人に水を向ける。

黒沢「Yさんの『目元のけいれんが止まりません』という言葉、私とまったく同じ。うれしくなりました。私、高校入学式の日、知らない人ばかりだったので、教室から体育館まで壁をずっと触って移動しました。何かに触ってないと安心できなかったので」(スタジオ内爆笑)
井ノ原「(芸人として)人前で普通に喋っているじゃないですか?」
益子「冷たいですね、その言い方。僕も栃木から東京に出てきた時、バイト先では何も喋れなかったです。そこで、僕についたあだ名が『ニヒル』。ちっともクールじゃないのに」(スタジオ内大爆笑)
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