2024年 4月 19日 (金)

ダイエット成功のため体を「だます」 リバウンドを防ぐ簡単ひと手間

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【林修の今でしょ!講座】(テレビ朝日系) 2016年6月21日放送
「最新医学で分かった『臓器別ダイエット講座!!』」

   テレビに引っ張りだこの番組MC、林修先生は、過去に100キロ超えを3度も経験した。この日のテーマはダイエットだ。臓器が本来備えている機能を、ダイエットに利用するコツを内科・循環器科が専門の池谷敏郎医師が解説した。

   番組で取り上げた臓器のうち、胃は「食欲をコントロール」、脳は「リバウンドのスイッチ」という役割がある。それぞれ、ひと工夫すればダイエットに大いに寄与しそうだ。

  • 食欲をコントロールするのが胃の役目だが…
    食欲をコントロールするのが胃の役目だが…
  • 食欲をコントロールするのが胃の役目だが…

胃から分泌される食欲増進ホルモン

   池谷医師が、スタジオで外国人女性の2枚の写真を見せた。やせる前と後の姿で、見かけは全く違う。林と、「ダイエット失敗連続」の女優、佐藤仁美、「13キロリバウンド」のお笑い芸人、馬場園梓が驚きの声をあげた。

佐藤「大変なダイエットしたんでしょうね」
林「別人ですよね」

   実はこの女性は、胃の一部を切除したという。「それでなぜやせるのか、わかりますか」と池谷医師が質問した。

馬場園「胃が小さくなったから、お腹いっぱいになるのが早くなった...」

   正解は「食欲増進ホルモンが出なくなったから」。食欲は、胃から分泌される「グレリン」というホルモンが脳の摂食中枢を刺激して起きる。胃のサイズ自体が小さくなったから、グレリンの分泌量も減ったというわけだ。

   とは言え、ダイエットのために胃を切るというのは多くの人にとって現実的ではない。ほかにグレリンを出にくくする方法はないものか。

   カギとなるのが、睡眠時間だ。米国の研究によると、グレリンは7~8時間の睡眠だと最も出にくく、時間が短くなるほど増えてしまう。7~9時間眠る人に対して4時間以下しか眠らない人は、肥満率が73%アップしたとのデータも紹介された。短時間の睡眠だと、起きている時間が長くなるので「食べる機会」がそれだけ増え、さらに運動する気力も失せるので余計にダイエットに悪影響を及ぼす。

   胃のメカニズムを利用し、7~8時間の睡眠でグレリンを抑えよう。

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