2024年 4月 26日 (金)

今や保育園児が化粧にネイルアート 常識はずれ?それとも個人の自由?

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   メークやネイルアートをして幼稚園・保育園に行く子どもがいる。母親の化粧姿を見たのがきっかけのようだ。

   子ども向けのコスメティック商品メーカーに聞くと、「販売数は年々増えている」と明かした。一方で、幼児の化粧を禁止する園もある。

  • 幼児もメークに興味を示すようになってきた(写真はイメージ)
    幼児もメークに興味を示すようになってきた(写真はイメージ)
  • 幼児もメークに興味を示すようになってきた(写真はイメージ)

母親「時々だったらいいかなと」

   子育て情報サイト「パピマミ」には2016年10月21日、メークやネイルをする園児の事例を紹介する記事が掲載された。母親に化粧してもらった4歳の女の子は、先生に「幼稚園にはしてこないでね。取りましょう」と言われても、メークを落とすのを拒否した。母親がネイリストの5歳の女の子は、常に両手にネイルアートが施されており、幼稚園で注意された母親は「個人の自由」だと言って聞かなかったという。

   保育園に通う3歳の娘を持つ都内在住30代女性が、J-CASTヘルスケアの取材に答えた。「メークやネイルをする園児がいるらしいのですが」と聞くと、特に驚くこともなく「ああ、いますね。うちの子も、たまにします」と答えた。娘は、母親であるこの女性や園の友達、その母親が化粧をしているのを見て、興味を持つという。女性はこう続けた。

「せがんでくるので、時々だったらいいかなと思って子ども用のコスメ商品を使わせます。肌に良くなさそうなので毎日はさせません。1回やると飽きちゃう場合が多いですね。保育園で1人が化粧するとみんなマネするので、化粧ブームのような時期が定期的に訪れるようです。ままごとの一つだと思います」

   子ども用の化粧品を製造販売するレイス(本社・東京都港区)に取材すると、マーケティング部担当者は「キッズコスメ品の販売数は、数年前から徐々に増えています」と話した。クリスマスや誕生日プレゼント用に買う客も多い。

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