肝心な時に声が震え、足はガクガク... 緊張の特効薬は「変顔」「タオル」

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【オトナヘノベル】(Eテレ)2016年12月22日放送
「もう緊張に負けない!」

   面接やプレゼン、試験の前、好みの異性と話す時...などなど、人生には緊張が付き物だ。体はガチガチに、声は震えてしまい、全然上手く行かない――こんな経験がある人もいるだろう。

   緊張する状況下で堂々と振る舞うにはどうしたらよいのか。番組では、欅坂46の石森虹花さんが、緊張しすぎる自分に悩む女子高校生・名木心音(なぎ・ここね)を演じ、打ち勝つ方法を再現した。

  • ドキドキで胸が苦しくなったら(写真はイメージ)
    ドキドキで胸が苦しくなったら(写真はイメージ)

考えてきたバイトの志望動機も忘れ...

   大事な試験の時は必ず腹痛を起こし、イケメンの同級生に話しかけられれば焦って早口でまくし立ててしまう心音。カフェのアルバイトの面接に出向いたが、「バ、バイトの面接に来た、名木です!」と、第一声から声がひっくり返ってしまう。

   店長からの「何年生?」との質問に対しても、「こ、こ、高2でござります」と変な言葉遣いに。しまいには何度も練習した志望動機も忘れてしまい、「特にありません」と言ってしまった。

   緊張で失敗した日には家でお菓子を作る。バニラエッセンスの甘い香りをかぐと心が癒され、落ち着くのだ。

   お菓子作りの最中、友人からの連絡で授業のプレゼン発表が明日に迫っているのを思い出す。家族に緊張しない方法を聞くが、母からは「人って字を手に3回書いて」、姉からは「みんなカボチャかナスだと思え」、父からは「水のガブ飲みが効く」と、あまりためにならないようなアドバイスばかりだ。

   わらにもすがる思いで、プレゼンの前に全て試してみる。クラスメートの高杉豪の堂々たる発表を聞いていると、水のガブ飲みのせいか、腹が痛くなってきてしまった。

   心音の順番になったが、クラスメートがカボチャやナスに見えるわけもなく、声が裏返りみんなに笑われる。結局「お手洗いに行ってきてもいいですか...?」と途中で教室を出てしまった。

過去の成功体験を再現する

   翌週には音楽の授業で一人ずつ発表する歌のテストを控え、心音は「どうせまた恥をかく」とふさぎ込んでばかり。

   そんなある日、高杉が校内で一人「ウパウパウパウパ、み~んなギンギン!」と歌いながら変なダンスを踊っている姿を目撃する。高杉は実はとても緊張する性格で、そう見られないよう努力していた。自分なりに緊張しない方法を調べ、幼稚園の頃に緊張せず踊り切った成功体験を活かし、部活でのレギュラー選出の前に「元気ルンルン体操」を踊っていたのだ。

   心音は高杉から緊張しない方法を伝授してもらうことに。

(1)口を「イ」や「ニ」の形にするように口角を上げて笑うと顔の筋肉がほぐれ、緊張が和らぐ。「変顔」も効果的だ。
(2)「ヤバい」「不安だ」などのネガティブな言葉が心に浮かんだら、「余裕だ」「いける」などとポジティブな言葉に置き換える。
(3)タオルなどの柔らかいものを握ったり、お気に入りの香りをかいだりするとリラックスできる。

   そして「緊張は集中力が高まっている証拠で、悪いことではない。うまく味方につけるとパワーになる」と教えられた。

   歌のテスト当日、バニラエッセンスを振りかけたタオルは家に忘れてきてしまったが、教わった方法を実践し、直前には「握手にも緊張をほぐす効果がある」と言われ高杉と手を握り合った。

   壇上に向かう際には転んでしまい、またクラスメートから笑われるが、「私ならできる!」と心の中で自分に言い聞かせ、何とか乗り切った。先生からは「いつもより声が出ていてよかった」と褒められ、心音はようやく緊張に打ち勝てた。

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