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寒い冬に!体ぽかぽか「野菜たっぷり豆腐団子スープ」

   こんにちは! ファンデリー管理栄養士の駒林真理子です。

   12月に入り、冬本番の寒さになってきましたね。毎日寒くて外に出るのも運動するのもつらいという皆様に、"体をぽかぽかにしてくれるスープ"を紹介したいと思います。普段はなかなか取りにくい野菜を手軽に食べられるので一石二鳥ですよ!

ファンデリー管理栄養士・駒林真理子
ファンデリー管理栄養士・駒林真理子

   今回紹介するお料理は「野菜たっぷり豆腐団子スープ」です。豆腐団子というのは、普通の肉団子のお肉を半分にしてその分豆腐を入れたもので、とってもヘルシー。豆腐を入れることでふわふわした食感になるのも魅力です。

   またスープには、にんじんや白菜、たまねきといった野菜がたっぷり入っているので、普段あまり野菜を取れないという方でも、この一杯でいろいろな野菜を食べることができます。このレシピに載っている野菜以外にも、冷蔵庫で眠っている野菜を入れてもいいですね。

   忙しい朝でも前の日に作りお置きしておけば、ちょっと温めるだけでしっかりした朝食がとれるので、おすすめです!

しょうがで「冷え対策」もバッチリ!

栄養がしっかりとれる「野菜たっぷり豆腐団子スープ」
栄養がしっかりとれる「野菜たっぷり豆腐団子スープ」

   それから、この「野菜たっぷり豆腐団子スープ」には影の主役がいます。それは冷え症対策にもなる、しょうがです!

   これからの季節、冷えに悩まされる人も多いと思います。女性に多いとされている冷え症ですが、最近は男性にも多くなっているといわれていますので男性陣も要注意です。

   冷えからくる症状は様々なものがありますが、実は、ダイエット中の方に恐ろしい現象が起こるものがあるのです。それは「脂肪をため込む」こと。冷えによって体内の代謝を悪くし、脂肪を燃えにくくしてしまうのです。

   冷えの原因には、運動不足、食事の不規則等があります。ダイエットのときは食事が不規則になりがちですが、それで冷え症になり代謝が悪くなってしまうのでは、かえって悪循環を招くだけです。

   食品には体を冷やすものと温めるものがありますが、今回のスープで使用している「しょうが」は、体を温める食品としてとても優秀です。今回使用している白菜やにんじんも、体を温める食品の仲間とされています。さらに、しょうがに含まれる辛味成分のジンゲロンやショウガオールは体を温めるだけでなく、風邪の予防にも効果があるので冬にはぴったりなのです。

   今年の冬は体を温めることと同時にエネルギーにも気をつけて、効率の良いダイエット&脱メタボをはかってください!

びき肉と豆腐をまぜて、こねあわせる
びき肉と豆腐をまぜて、こねあわせる

■材料【1人分】
豚ひき肉

しょうが汁
片栗粉
木綿豆腐
にんじん
白菜
たまねぎ
しめじ
しょうが
ごま油
鶏がらスープの素

20g
少々(0.1g)
0.5g
小さじ1/2(1.5g)
20g
35g
35g
25g
20g
1/2片
小さじ1/2 (2g)
小さじ1
少々(0.1g)
1・1/2カップ(300cc)

■作り方
(1)にんじんは乱切り、白菜は3cm幅に、たまねぎは半分に切ってから繊維にそって1cm幅に切る。しょうがは千切りにし、しめじは石突を取りのぞき、子房に分ける。豚ひき肉に塩、しょうが汁を加えよく混ぜ、そこに木綿豆腐を加えてさらに混ぜ合わせる。
(2)混ざったら、団子状に2つにまとめる。
(3)鍋にごま油としょうがを入れ、香りがたつまで炒める。
(4)鍋に水を入れ、(1)を加え弱火で煮る。
(5)沸騰してきたら鶏スープの素を入れ、(2)の豆腐団子を鍋に加えさらに一煮立ちさせる。
(6)野菜が柔らかくなったら最後に塩で味を調え完成。

■調理時間
約20分

■【栄養価】1人分
エネルギー
たんぱく質
脂質
炭水化物
ナトリウム
食物繊維
食塩相当量

123kcal
8.8g
6.1g
9.3g
164mg
2.7g
0.6g


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2008年から企業で始まったメタボ健診にひっかからないために、適切な食事をとることが不可欠。健康食宅配サービス会社の栄養士が、不健康になりがちな企業戦士にむけて「メタボにならないレシピ」を伝授する。