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「年収1000万円以上」目標にする新社会人は3割

新社会人の目標年収は「1000万円以上」と「500万円近辺」に二極化している
新社会人の目標年収は「1000万円以上」と「500万円近辺」に二極化している

   外国為替証拠金取引(FX)の外為オンラインは2009年春に新社会人になる学生を対象にした「お金に関するアンケート」の結果を発表した。

   それによると、「目標とする年収」の平均は885万円。しかし分布状況をみると、「800万~1000万円」を目標とする学生は10%と多くなく、もっとも多かったのは「1000万以上」で30%だった。2番目は一気に下がって「300万~500万円」(27.5%)。そして、「500万~800万円」(24%)が続いた。

   外為オンラインは「理想を追い求めるタイプの学生と現実路線を走る学生の二極化が進んでいると考えられる」としている。

7割が「仕送りをする」と回答

   また「初任給の使い道」について聞いたところ、不況を反映してか79%の学生が「貯金」と回答。そのほかは「プレゼントを買う」とした学生が多かったが、相手としては「母親」が最も多い70.5%で、父親が61.5%だった。資産運用と回答した学生はわずか9%だった。

   「実家に仕送りをしますか、(実家の場合は)家にお金を入れる予定はありますか」という問いには、7割が「仕送りする・家に入れる予定」と回答。金額は、「2万~4万円」がもっとも多い63.4%で、「4万~6万円」(20.4%)、「1万~2万円」(12.7%)と続いている。

   この調査は09年3月9日~12日、4月入社予定の男女学生・各100人を対象にインターネット上で実施。回答をまとめた。