2024年 4月 18日 (木)

「エアコンはつけない」「コンセントを抜く」夏休み予算の捻出法

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   今年の夏休みは不況の影響を受けて、短期間で安く、身近なところで過ごす人が増えそうだ。ある調査結果からは、日常生活を節約して夏休み予算を捻出しようという姿が垣間見える。

トップは「家で過ごす」。夏のボーナス減少の影響大きく

家で過ごす理由は「ゆっくり日頃の疲れを癒したい」
家で過ごす理由は「ゆっくり日頃の疲れを癒したい」

   ネット調査のマクロミルは2009年7月30日、会社員の夏休みに関する調査結果を発表した。回答者は全国の20~59才の会社員(公務員を含む)男女516名。

   それによると、会社員に今年の「夏休みの期間」について質問したところ、最も多かったのは「5日間」で24.9%。次いで「3日以下」(24.3%)、「4日間」(20.0%)となり、5日以下が7割弱を占めた。「10日以上」という人は3.6%だった。

   夏休みの過ごし方は、「家で過ごす」(39.1%)、「国内旅行(帰省は除く)」(30.8%)、「日帰りのレジャー」(26.7%)、「ショッピング」(24.9%)、「帰省」(23.4%)が上位を占めた。

   家で過ごす理由は、「ゆっくり日頃の疲れを癒したい」が59.2%。「お金がない・節約のため」「お盆は混雑するから出かけたくない」がともに51.1%だった。

夏休み予算捻出のために日常生活で「節約」

   夏季休暇に費やす金額(予算)を尋ねたところ、最も多かったのは「1万円以上3万円未満」で32.1%。平均予算は3万9632円(個人単位)で、「まったくお金を使わない」という人も6.7%いた。昨年に比べ、夏休みの予算を「減らす」と回答した人は29.2%。その理由は「夏のボーナスが減ったから」が63.1%と最も高かった。

   「旅行・レジャーの予算を捻出するために、普段の生活でしている節約や工夫」について尋ねたところ、次のような自由回答があった。

・『○○をしたら1000円』と決めて、貯まったお金を旅行に充てている(女性・22歳)
・水筒を持ち歩き、飲み物を外で買わないようにしている(男性・32歳)
・エアコンはつけない、電器製品のコンセントを抜く、洗濯をまとめてする(男性・31歳)
・ガス給湯器を使わない。風呂を減らしてシャワーの頻度を上げる(男性・46歳)
・家計簿にて予算管理を行っている(男性・39歳)
・コンビニにはなるべく入らない(男性・27歳)
・何か買うときは一日はさんで考える。セール以外で洋服などは買わない(女性・29歳)

   また、電通リサーチが09年7月27日に公表した「2009年の夏休み」でも、夏休みの予算は2001年以降で最低の水準(8.8万円:有職者の家庭単位の金額)という結果になっている。

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