2019年 11月 20日 (水)

「制服がアロハ」の旅行代理店で働くことになった理由

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   大学を卒業してすぐに入った芸能プロダクションでは、日常的に線路に飛び込みたくなる衝動に駆られるプチ鬱状態。それを思い出しながら書いた前回は、ついつい暗めのトーンになってしまいました。今回は、そこを辞め、2社目となるウッキウキ旅行会社に入った経緯をお話しします。

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辞めることすら言い出せない

「この仕事は、どぉ考えてもあたしに向いてない――」

   映画版「NANA」で宮崎あおいが言うセリフが、なぜか耳について離れません。

   初めての会社で出来ないことだらけだった自分に、果たして“向いてる”仕事なんてあるのだろうか? 大きな不安に覆われていた当時の私は、あおいちゃん演じる「ハチ」のように軽やかなノリではなかったですが、明らかに芸能界に“向いてる”同期の男子を目の当たりにし、一方でプレスリリースやチラシ作りといった数少ないデスクワークならばそれなりに出来たという感触もないことはなかったので、ハチと同じ理由で辞めることにしたわけです。

   決意したはいいが、なにせ人に声をかけるのが苦手な私。上司に話を切り出すタイミングを逃しに逃すこと数週間。今日こそは、と決意して臨んだ日も、現場では結局言い出せず、帰りの電車で並んで座るという絶好のチャンスにもやはり勇気が出せません。私より手前の駅で降りる上司が「じゃあね」と言って席を立ったとき、ついに言いました。「あ、わ、私も降ります!」と。

   「は?」という顔の上司とともに下車して「ちょっとお話が」と喫茶店に連れだし、とつとつと胸の内を吐露し始めた私。そんな怪しい後輩に彼女は「事務仕事が得意なら、そういう仕事をすればいいだけ。芸能界は自己アピール力が特に必要な世界だから、無理しないで自分に合った仕事すればいいんだよ。そんな職場いっぱいあるよ」とあっさり受け入れてくれて、無事退職が決定したのでした。

鈴木松子
都内の某私立大学を卒業後、20代の7年間に、芸能プロダクション→旅行会社→映画 雑誌編集部→新聞系制作会社と転職を繰り返し、今また新しい会社で働き始めたアラ サー女。せめてコラムの連載中は、同じ会社に勤め続けられるといいのだが・・・
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