2019年 12月 6日 (金)

「コマネチ」ハラスメントと日本型雇用

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オヤジイズムが組織に「沈殿」する年功序列

   ギャップは、たまにメディアにも顔を出す。渡辺淳一の連載が大好きな日経新聞が代表だ。

   主人公のオヤジが不倫で大活躍するストーリーで、まさに中高年ホワイトカラー向けのヒロイックファンタジーなのだけど、日経新聞の中でいつもあそこだけ濃厚なオヤジ臭が立ち込めていた気がする。

   要するに、ニュースは新鮮でも、作っている側も読んでいる側もオヤジが主役だということだ。

   そういう古い価値観がいつまでも上書きされず、組織の上部に深く「沈殿」してしまうというのも、年功序列の一つの面である。

   日本企業におけるセクハラ、パワハラには、たいていはそういうオヤジイズムがどこかしら感じられるものだ。“コマネチ”という20年以上昔のしょうもないギャグを強要する部長さんからは、日本がなかなか変われない構図がぼんやりと見えてくる。

城 繁幸

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人事コンサルティング「Joe's Labo」代表。1973年生まれ。東京大学法学部卒業後、富士通入社。2004年独立。人事制度、採用等の各種雇用問題において、「若者の視点」を取り入れたユニークな意見を各種経済誌やメディアで発信し続けている。06年に出版した『若者はなぜ3年で辞めるのか?』は2、30代ビジネスパーソンの強い支持を受け、40万部を超えるベストセラーに。08年発売の続編『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか-アウトサイダーの時代』も15万部を越えるヒット。ブログ:Joe's Labo
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