2019年 9月 19日 (木)

「社会インフラ」の地位を高めたインターネット

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   東日本大震災での安否確認や情報収集に使われたケータイ。少々、興奮気味に語るのは、東京在住の男性会社員Aさん。

「スマホを使い、無線LAN経由でスカイプに接続することで、いつでも通信ができました。もしやと思っていた青森県の友人と連絡が取れたときには、感動で涙が出てしまった。その後も、その友人から東北の現地情報をやり取りし、必要だと思われる情報はツイッターで流してました」

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「メディア」としての機能を発揮

   スカイプは、3月14日から利用料を無料にしたことで、多くのスマホユーザーが利用していました。そのほかにも、取材で聞いたなかには「PHSがつながる」という情報が流れ、事業者のもとへ借りに行った人もいたそうです。

   今回、ツイッターで情報が多く流れ、情報発信ツールとして、いまさらながらにネットの評価が高まっています。

   ただ、ネットが情報の発信や集約に一定の威力を発揮する様は、1999年9月30日に起きた「東海村臨界事故」の時にも見られたことです。

   当時はダイヤルアップ接続であり、情報の集まる場所も掲示板サイトの「2ちゃんねる」でした。報道される内容からうかがい知れる事故の状態に対する考察や解説、地元の混乱の様子や安否情報などがやり取りされ、まとめサイトも登場しました。

   異なるのは、ケータイやスマホ、ブロードバンド回線や無線LANの利用といったツール、インフラの変化に加え、当時から圧倒的に増えたそれぞれの利用者数。

   テクノロジーが飛躍的に進化し、多くの人が使い、当たり前のツール、インフラとなったことで、ネットが回覧板的な「連絡網」にとどまらず、情報を集めて流す「メディア」といえる機能を発揮したことが評価されているのでしょう。

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