2020年 2月 29日 (土)

「バイトが言うことを聞かない…」20代小売店長の疲弊

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   小売業や飲食業の労働条件を改善すべきと思いつつ、消費者としては「安くていいモノを扱う店」を選ぶ人は多い。解決は一筋縄にはいかない。

   小売店を展開するある会社では、アルバイトが思ったように動いてくれないので、若手店長の負担が大きくなって疲弊しているという。

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「いまのバイトは責任感が低い」

――関西地区に店舗展開する小売業の人事です。先日、ある店舗の店長A君から「もう疲れました。とりあえず1週間休ませてください」と連絡がありました。

   店長になって1年足らず。エリアマネジャーには、たびたび弱音を吐いていたようですが、「ここが頑張りどころ」と励まされていて、A君もそれに応えたいと思っていたようです。

   しかし、仕事の負荷が高い割には、業績が思ったように上がらない。業績が上がらなければ、給料も上がらない。「もう耐えられない」と、人事に直接電話を掛けてきたわけです。

   当面はエリアマネジャーが店長を代行することになったのですが、今後のことが心配です。というのも、同じような悩みを他の店長からも耳にするからです。

   当社は積極展開によって20代店長の人数を増やしており、入社3年目のA君もその一人。

   同じ年代の店長からよく聞くのは、アルバイトが急に休んだり、こちらが来て欲しい日時に入ってくれないので、その分の作業を店長が引き受けなければならないこと。長時間労働になることもあるようです。

「いまどきのバイトは、どうも責任感が低いよなあ」

というグチをよく聞きます。この点、全社的になんとかしなければならないと思っていますが、一体どうしたらいいでしょうか。世代的な問題でしょうか――

尾崎 健一(おざき・けんいち)
臨床心理士、シニア産業カウンセラー。コンピュータ会社勤務後、早稲田大学大学院で臨床心理学を学ぶ。クリニックの心理相談室、外資系企業の人事部、EAP(従業員支援プログラム)会社勤務を経て2007年に独立。株式会社ライフワーク・ストレスアカデミーを設立し、メンタルヘルスの仕組みづくりや人事労務問題のコンサルティングを行っている。単著に『職場でうつの人と上手に接するヒント』(TAC出版)、共著に『黒い社労士と白い心理士が教える 問題社員50の対処術』がある。

野崎 大輔(のざき・だいすけ)

特定社会保険労務士、Hunt&Company社会保険労務士事務所代表。フリーター、上場企業の人事部勤務などを経て、2008年8月独立。企業の人事部を対象に「自分の頭で考え、モチベーションを高め、行動する」自律型人材の育成を支援し、社員が自発的に行動する組織作りに注力している。一方で労使トラブルの解決も行っている。単著に『できコツ 凡人ができるヤツと思い込まれる50の行動戦略』(講談社)、共著に『黒い社労士と白い心理士が教える 問題社員50の対処術』がある。
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