2019年 11月 12日 (火)

会社の宣言「社員の寿命を2年延ばす」――グーグル日本法人に行ってみた(後編)

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   いよいよお待ちかねのカフェテリアへ案内してもらうことに。朝・昼・晩と開かれている無料の社員食堂として注目を集めていたが、さてどんなところなのか。

   正面にはバーのようなカウンターがあり、さらに奥へ進むと食事を選ぶ人の姿が見えてきた。午後1時を過ぎて人手は少し落ち着いていたが、それでも多くの人たちで賑わっている。日本人と外国人が親しげに話している。若い女性の姿も多い。

目の前で新鮮なサーモンを切り分けてくれた

窓からは都心が一望。和風の座敷席もある
窓からは都心が一望。和風の座敷席もある

   サラダバーには10種類以上の野菜、肉・魚・野菜のメインのおかずは4種類、丼ものや麺のコーナーもある。すべて8週間でローテーションする日替わりメニューだ。社員の9割以上が毎日利用しているというが、納得する話だ。

   健康志向の強いカリフォルニアの会社だからか、ベジタリアンが珍しくないそうだ。そのため野菜のメニューが豊富だし、スープも肉を使わないものを用意するなど、こまやかな配慮がなされている。

   プロの料理人が鮮やかな技を披露する「アクションステーション」というコーナーもあった。この日は分厚いサーモンを目の前で切り分けてくれた。デザートコーナーにはベイクドチーズケーキやみたらし団子、果物などが並んでいる。

   サラダバーから色鮮やかな野菜を取り、チーズも数種類いただいた。アボガドとエビのマヨネーズ和え、肉汁たっぷりのローストチキン、口の中でとろけるサーモンなど、どれも素材の味が生きている。野菜スープとひじきごはんは、優しい味がした。

   社内で食事ができる場所は、ここだけではない。各フロアには「ミニキッチン」があり、軽い食事ができる。壁が真っ赤なキッチンには、冷蔵庫や電子レンジ、コーヒーメーカーや湯沸かし器があり、大きな家庭の台所のようだ。

   朝ごはん用のシリアルやおやつ置き場もあって、すべて無料で食べられる。値段の代わりにカロリーのシールが貼ってある。甘い洋菓子よりも、昆布やようかん、せんべい、甘栗などの和風のお菓子が目につく。広報の宮家さんによると、

「『社員の寿命を2年延ばす』というスローガンを掲げ、食べ物の選び方に気を使っています」

ということだった。なんて幸せな社員さんたちなんだろう…。

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