2020年 4月 9日 (木)

感覚の画像SNS「ピンタレスト」 女性ユーザー8割をビジネスにどう使う

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   Pinterest(ピンタレスト)というSNSをご存じだろうか。興味のある画像データを、まるでコルクボードにピンで留めるように投稿できるサービスだ。他の人が集めたデータを自分のボードに簡単に取り込むこともできる。

   ネット上のコミュニケーションは、これまで文字によるものが多かったが、ピンタレストは画像だけで楽しめるものだ。非常に個人的で感覚的なサービスでもあるが、これを企業がビジネスに使おうとする動きが見られる。

商品とユーザーの写真を並べる「ハローキティ」

資生堂のブランド「マジョリカ マジョルカ」の公式ピンタレストページ
資生堂のブランド「マジョリカ マジョルカ」の公式ピンタレストページ

   ピンタレストは2010年に米国で始まり、世界で約2000万ユーザーを集めるといわれる。日本での利用者は10万人程度だが、月間の平均利用時間が300分近くあり(コムスコア・ジャパン調べ)、「ハマる人はハマる」サービスになっている。

   ピンタレスト内の自分のボードに、自分や他人が投稿した画像を溜め込み、ファッション雑誌をパラパラめくるように楽しめる。ユーザー同士で投稿をフォローしあったり、コメントや評価をつけることもできる。

   この説明だけでは「いったい、何が面白いんだ」と思うだろうが、SNSというものは使ってみなければ楽しさが分からないものだ。実際に自分で画像を投稿し、他人をフォローしてみないことには、サービスが自分に合うかどうかも実感できない。

   ただ、ユーザーがどんどん増えて、滞在時間が長くなっているのは事実であり、そうなると企業が放っておかない。現在、日本企業で最もフォロワー数が多いのは、サンリオが運営する「Hello Kitty」で、現在6500フォロワーを超えている。

   もちろん、投稿されているのがキティちゃんの画像だが、商品の画像のほか、キティグッズを身につけているユーザーの写真も取り込んでいる。ユニークなコーディネートは真似したくなるし、自分の知らないグッズを見ると欲しくなってしまう。

   画像は元のサイトへのリンクになっているので、キティの写真を楽しんだ後は、商品の写真からECサイトで買い物を楽しむこともできる。アクセスの流入増に一役買っていると考えられる。ECサイト側にもピンタレストへの投稿ボタン「Pin it」が付いている。

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