2020年 11月 29日 (日)

LINEの「接待禁止」宣言 役員や社員の「勘違い」防止の意図も

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「パートナーの皆様からの接待及び贈答品の受け取りを禁止することに致しました」

   無料通話・メッセージアプリを提供するLINEの森川亮社長は、2013年8月14日に更新したブログで、こう宣言した。同社が提供するコンテンツやサービスの選定基準は「パートナーの皆様との関係の深さや長さ」ではなく、「あくまでユーザーの皆様からの評価」を重視しているためと説明している。

「スゴいお中元がガンガン届いたんだろうな」

「接待禁止」を宣言した森川社長のブログ
「接待禁止」を宣言した森川社長のブログ

   飛ぶ鳥を落とす勢いのLINEには、役員や社員に対して「お誘い」が増えているのは事実のようだ。接待続きで「借り」が増えてしまうと、ユーザーの評価を差し置いて相手企業のメリットを優先させかねない。

   担当者の人間関係で仕事が進む会社は、実は少なくないはず。しかしLINEは、パートナーとの「オープンでフェアな関係」を続ける方法を選んだ。「役員や社員が勘違いしないように」するのも、禁止理由のひとつだという。おごりや高ぶりがあってはいけないとの考えだ。

   ただ、発表が8月半ばになったのは「遅すぎるのでは」という声もある。この時期には、今年のお中元の発送がほとんど終わってしまっているからだ。ネットには、こんな憶測も飛んでいる。

「こりゃマズいなっていうくらいの、スゴいお中元がガンガン届いたんだろうなってのは想像に難くないね」

   接待に歯止めをかける業界は、他にもある。製薬会社200社以上が登録する医薬品公取協は2012年4月から、製薬会社の医薬情報担当者(MR)による医師への接待の自主規制を強化した。例えばMRと医師の飲食には上限金額を2万円と設定、接待目的のゴルフやカラオケ、スポーツ観戦は禁止とした。

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