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忘年会に「新しいバー」はいかが? 意外と使える「ボトルキープ」

   いよいよ忘年会シーズン。今年はアベノミクスで懐が少しだけ温かくなった人もいるだろうか。居酒屋でお腹を満たして、気心の知れた人たちと2次会に繰り出す――なんていうビジネスマンやOLも少なくないはずだ。

   2軒目といえば、カラオケやスナック、キャバクラといったところが定番だが、そこに「バー」を選択肢に入れてみてはどうだろう。ただし、ただの落ち着いたバーではなく、女性バースタッフが接客してくれる「新しい形のバー」である。

固定制の「セット料金」で飲める

カウンターに女性がいるバーが登場
カウンターに女性がいるバーが登場

   日常的な交流は、ネットのSNSがサポートしてくれる便利な世の中になった。しかし深い話は、やはりリアルな場所が向いている。情報量が多いし、双方向性の反応も速い。

   とはいえ、にぎやかな席ではあまり深刻な話はしない方がいい。ビールやサワーで楽しんだ居酒屋の後に、静かで落ち着いたバーのようなところで打ち明けたい話もある。

   ハイボールで復活を果たしたウイスキーだが、飲み方にはまだ種類がある。ロックや水割りでもいいし、ときにはストレートにチェイサー(水)を頼んでもいい。若い頃は苦手と思ったものでも、大人になって試してみると印象が変わるものだ。

   自分のお気に入りの店が見つかれば、ボトルをキープするのも悪くない。そんな贅沢はできないと思うかもしれないが、いちどキープすれば次回以降は固定制の「セット料金」だけで、自分のお酒は飲み放題というバーも多い。

   一般にボトルキープの料金は、ショット10杯分程度と言われている。サントリー「響」や「山崎」なら700ミリリットル入りなので、ワンショットあるいはワンフィンガー(30ミリリットル)が23杯は飲める計算となる。飲みなれた人ほど「ボトルキープが断然おとく」と言うわけである。

   2軒目の店はお財布も気になるが、気軽にボトルキープができる新しいバーの店舗が増えてきた。サントリーが認定している「Whisky Bottle Bar(ウイスキーボトルバー)」はメニューでボトルやセット料金を事前に知ることができるし、ウイスキーの知識と技術を身につけた女性バースタッフが対応してくれる。「もう一軒どこか」というときの新しい選択肢ができた。

定期的に飲みに行く同僚がいれば最適

   働く人にとって、ボトルキープが功を奏する場面がいくつかある。まず考えられるのが、職場の飲み会の2次会にバーを使うときだ。

   職場の飲み会のあと、もう少し話したい相手と行く2軒目としてはちょうどいい。少し残ってもボトルキープなら新年会や、年度末の送別会にも使える。

   定期的に飲みに行く友人や同僚がいれば、ボトルキープは間違いなくオススメだ。接客に慣れた女性バースタッフが、絶妙な距離感で会話に合いの手を入れてくれる。

   もちろん、ひとりで飲みに行く場合にも悪くない。職場でも自宅でもない場所で「やれやれ」という時間を過ごしたいときに、バーほど向いた場所はない。「すいません!」と大声で店員を呼ぶ必要がないし、行き届いたタイミングで飲み物やフードを勧めてくれる。

   これから数か月はイベントも目白押しだ。ボーナスからちょっと奮発してボトルを入れておき、たまに「僕の行きつけなのでおごるよ」と言っても、かえって軽い負担で済む。

   レベルの高い仕事をするには、レベルの高いサービスに触れておくことが近道と言われる。カウンターに座ってバースタッフと世間話ができる店を作っておけば、いざという時の助けになるだろう。