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ネットに投稿された「極限の元日」 もっともアクティブだったのは…

   たとえ三日坊主に終わったとしても、新年の訪れとともにその年の目標を掲げ、新たな行動を起こしてみるのはとても気持ちのいいことである。スポーツブランドのナイキは、そんな一念発起したいひとに向けて、元旦から行動を促すイベント「エクストリーム元旦」をソーシャルメディア上で開催した。

   このイベントは、ナイキが発売しているリストバンド型ガジェット「NIKE+ FUELBAND SE」を持っている人が主な対象。2014年1月1日に日付けが変わった瞬間から25時間以内にエクストリーム(極限の元旦を過ごした様子)を写真に収め、ツイッターやフェイスブックに投稿するというもの。

東京タワー登頂、一人箱根駅伝……

フェイスブックに投稿された写真
フェイスブックに投稿された写真

   参加者らは、元旦からアクティブに運動したり、ちょっと変わった年越しや初詣をしたりといった様子を投稿した。東京タワーを歩いて登ったり、広い大浴場の床を磨いたり、中には「一人箱根駅伝 往路」と称して、大手町~鶴見~戸塚~平塚という合計66キロコースを「11時間」で走破するひとも現れた。

   このあとツイッターでは「RT(リツイート)」「お気に入り」、フェイスブックでは「いいね!」が集計され、もっともアクティブだった人が「NIKE福男/福女」として表彰される。この福男/福女が投稿した写真を加工したものが、ナイキジャパン公式フェイスブックページのカバー写真として掲載される。

「新年の誓い」まだ遅くない

   ナイキといえば、2013年9月に2020年の夏季オリンピック大会の開催地が東京に決定した際は、「まだなにも決まってはいない。」と掲げたサイトを立ち上げて話題になり、本コラムでも以前紹介した。サイトには、「なにかになりたい?だったら、きみがなればいいだけ」「明日。七日後。七年後。どんなきみになるかは今日のきみが決める」などと、見た人を刺激する言葉が並んだ。

   年や季節の節目、スポーツイベントなど感動のシーンに立ち会ったときというのは、新たな気持ちになり、なにか行動に移したいという気にさせられるものだ。2014年はまだ明けたばかり。新年の誓いを立てるのにも、まだ遅くはない。(岡徳之)